『社会人ゴルファーデビューへの道』第1回は、大まかな流れとしてゴルフを始めると決めてから準備する内容についてご説明しました。
第2回は『ラウンド前日準備編』です。ラウンド前日までに色々と準備しておくことがあります。やることが多くて初めは混乱するでしょうが、ひとつひとつクリアしていきましょう。
ゴルフに誘われたらチェックする項目
ゴルフに誘われてからチェックする内容は、「ラウンド日時」「ゴルフ場」「交通手段」「費用」です。
ゴルフ場(名前と住所)、ラウンド日時(スタート時間)
ゴルフ場の名前と住所、連絡先は必ずチェックします。ゴルフに慣れていないと、ゴルフ場は似たような名前に聞こえがちです。当日1人で行く場合は他のゴルフ場と間違えないように注意しましょう。
ラウンド日時は、特にスタート時間をチェックします。準備や着替え、トイレ休憩やパター練習なども含めると、スタート時間の1時間前にゴルフ場に着いておきたいところです。コンペの場合はスタート時間の30分前が集合時間となる場合もあります。自宅からゴルフ場までどれくらい時間がかかるかを確認しておきましょう。
交通手段(車か電車か、1人で行くか複数人で行くか)
ゴルフ場までどのような交通手段で行くのかを確認しておきます。
自家用車で行く場合は、1人で行くのか、乗り合いで行くのかを同伴者に聞いておきましょう。初めてのゴルフであれば大抵は車に乗せて貰う場合が多いと思いますが、1人で行く場合はゴルフ場までのルートと時間、高速料金の有無もチェックしておきましょう。
観光もかねてゴルフをする場合は、飛行場や駅からバスやタクシー、レンタカーでゴルフ場に向かうことになります。ゴルフ場によっては無料送迎バスが出ているところもありますので、ゴルフ場に確認しておくと良いでしょう。
費用(プレー代、コンペ参加費用など)
ゴルフ当日かかる費用として、プレー代、コンペ参加費用、レストランでの食事代、自販機での飲料代、茶屋での軽食代、ショップでのグッズ購入などがあります。
プレー代にはラウンド料金以外に、ロッカー使用料、ゴルフ税などもかかります。ロッカー代、ゴルフ税で別途1,000円くらい考えておけばいいでしょう。細かい内訳はホームページでもわからないことが多いので、気になる方はゴルフ場に直接お問い合わせください。
コンペであれば、コンペの参加費用が別途必要になる場合が多いです。ゴルフ場の受付とは別にコンペ受付用の席がゴルフ場に設けられていて、コンペの受付を済ませて参加費を払います。
ゴルフ前日までに準備する項目
ゴルフ前日に準備することは、ゴルフ道具とプレー当日の服装、帰りの着替えです。
ゴルフ道具を準備する
ゴルフクラブ、ゴルフシューズ、ゴルフグローブ、ゴルフボールは最低限必要です。キャディバッグの中に全て入れてしまうと楽ですが、ゴルフシューズだけ専用のシューズ入れに分けておくとゴルフ場でシューズに履き替えるときに便利です。
パターやウェッジは前日まで自宅で練習して当日持って行くのを忘れやすいので注意しましょう。私はよく忘れるので、前日のパター練習が終わったら玄関にパターを置いておくようにしています。
ティーやグリーンフォーク、マーカーはゴルフ場で無料でもらえるものを使ってもいいです。自分で気に入ったものを準備したい場合は、以下の記事を参考にしてください。
当日のゴルフウェアと、帰りの着替えを準備
ラウンドで着るゴルフウェアは、上はポロシャツ、下は綿パンやチノパンをベースにして、季節によってジャンパーなどの羽織るものを用意します。
プレー中の服装については以前ほどうるさく無くなってきましたが、Tシャツとジーパンはラウンドで着る服装としてはどこのゴルフ場でもNGですので注意しましょう。ゴルフ場によっては入場時にジャケットの着用が義務づけられているところもありますので、同伴者やゴルフ場に確認しておくのをおすすめします。
頭にはキャップかサンバイザーをつける場合が多いですが、何も被らなくても問題ありません。個人的には日焼け防止と、万が一ボールが頭に当たったときに少しでもダメージを減らすために、キャップの着用をおすすめします。
当日雨の予報であれば、レインウェアやレインキャップも準備しておきます。防水スプレーを事前に吹き付けておくと、より安心です。レインウェアはちょっとした防寒着にもなるので、普段はキャディバッグに入れておくと忘れることがないので便利です。
ラウンド終了後は、風呂に入って着替えてから帰宅することが一般的です。着替え一式をボストンバッグに入れて一緒に持って行きます。雨予報であれば、替えの靴下や下着を多めに持っていくと安心です。
ゴルフで大切なのは準備。事前準備が大切なのは仕事や勉強にも通ずるかも。
ゴルフはプレー前もプレーするときも、とにかくやることが多いスポーツです。道具の種類も多く、事前準備で差がつきやすいスポーツかもしれません。事前準備が勝敗を分けるところが仕事によく似ていることから、シミュレーションの一環として社会人でゴルフを勧められる要因のひとつなのかもしれません。
次回は『ラウンド直前編』を取り上げます。
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