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「ハムストリングスのストレッチ」で骨盤の前傾角度を維持

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先日読んだ「ゴルフスイング物理学」。

ゴルフスイングに物理学からアプローチしてわかりやすく説明されている良書です。

その著者である小澤康祐さんの2冊目の書籍「ゴルフ・ボディ・フィッティング」が発売されていたので、早速購入しました。

ゴルフ・ボディ・フィッティング
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どうしてプロゴルファーのような「かっこいい」動きが出来ないのか?

プロゴルファーや上級者のように「かっこいいスイング」が出来ないのは体をそのように動かせないのが原因なんですが、そのスイングの形を作るために必要な筋肉が足りないか、柔軟性が足りないことも原因のひとつのようです。

ゴルフ・ボディ・フィッティング」 によると、「体がこのように動くと、こういったボールが出る」という症状が書かれていて、改善するためにどのように体を動かしていけば良いのか、動かないのなら必要な筋肉と柔軟性をどのように身につけるかが説明されています。

目次を見てみると、下半身から上半身、腕から手首、最後には首の動かし方に至るまで、細かく書かれています。

目次

ひとつの動きがスイングにどういった影響を及ぼすのかが見開きで紹介され、次の見開きで改善するためのストレッチと筋トレが1セットで解説されるといった構成になっています。

悩んでいる症状を改善する対策
具体的な改善策
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「梨状筋」のストレッチが、坐骨神経痛解消に効く

少し話は変わりますが、健康のために続けているジョギングで坐骨神経痛を発症してしまい、右のお尻の鈍痛に悩まされるという本末転倒な結果となっています(苦笑)。

上記ページでも取り上げているストレッチで少し楽になってはきましたが、どうもピンポイントで効いている感じが足りません。いわゆる「痛気持ちいい」感じが足りないんですね。

色々調べてみたところ「梨状筋(りじょうきん)」という箇所が固くなっていることが原因だと思うんですが、体の内部にある筋肉のため、外部から押してもストレッチになりづらい箇所のようです。

そこで、 「ゴルフ・ボディ・フィッティング」 に掲載されていたこのストレッチを試してみました。

梨状筋のストレッチ

痛いのは右のお尻の方なので、右足を左足太ももの上に乗せ、左手で右足つま先を持ち上げながら上半身をゆっくり右足の方に倒していくと、右足の付け根から右のお尻にかけて筋肉が伸ばされていくのが体感できます。

書籍では10秒を10回と書かれていますが、私は「痛気持ちいい」感覚が弱くなってきたらやめるようにしています。大体20秒を2回くらいですかね。

このストレッチをとにかく暇を見つけてはやってみたところ、あれほど辛かったお尻の痛みがだいぶ和らいできました。椅子に座ったままでも出来るストレッチのため、座り仕事が多い会社でもすぐに出来るのが良いところ。風呂上がりで筋肉が柔らかくなっているときは、筋膜リリースをしてさらに柔らかくしてからストレッチすると、さらに効果的です。

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前傾角度が維持できないのは、ハムストリングスが硬いのが原因?

ゴルフ・ボディ・フィッティング」 に掲載されているストレッチがゴルフ以外にも有効だと実感できたため、他のストレッチにも興味が湧いてきました。

お尻のストレッチの効果が高かったので、他にもいいストレッチはないかとページをめくっていると、この写真を発見しました。

ヒザが前に出たアドレス

骨盤から前傾が出来ずに上半身だけを曲げてアドレスしてしまうのが私の悪い癖。前傾維持が出来ずにダウンスイングでヒザが前に出てしまうため、ダフリが止まりません。

前回のラウンドで久しぶりに100を切ったとき、骨盤を前傾させることを意識してアドレスしたところダフリが大幅に解消されたことで、前傾角度の維持には骨盤の前傾が効果は高いと思っています。

改善効果が高いとわかっているのに、本番ではどうして骨盤が前傾しない姿勢を取ってしまうのか?

アドレスでお尻を少し上に向けるように動かしてみると、太もも裏(ハムストリングス)やふくらはぎの裏など、脚の裏側の筋肉が痛くなることに気がつきました。

その時、ハッと思いつきます。

「太もも裏の筋肉(ハムストリングス)が固いため、筋肉の使い方が太もも前の筋肉を使うようになってしまい、骨盤から前傾しようとするとハムストリングスが痛いので上半身を折り曲げるアドレスになってしまう。」

「ハムストリングスを柔らかくすれば骨盤を前傾しても太もも裏に痛みを感じにくくなり、アドレスの形も良くなって前傾維持が確保できるのではないか?」

これは試してみる価値がありそうです。

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ハムストリングスを柔らかくするためのストレッチ

体育の健康測定で手先を地面につけようと前屈したとき、太ももの裏が痛くなる箇所がハムストリングス。

ハムストリングスの位置

(参照:サライ.jp

ゴルフ・ボディ・フィッティング」 に載っていたハムストリングスを柔らかくするストレッチをやってみます。

ハムストリングスのストレッチ

お尻を突き出しながら両手をヒザの上に乗せ、背中をまっすぐにしながら「お尻の穴を上に向けるように」尾てい骨の上あたりを反らせていくと、ハムストリングスやふくらはぎ裏が伸ばされていきます。

尾てい骨を反らせすぎると腰を痛めるので、最初はお尻をゆっくり上に向けていくようにして腰が痛くなりにくい場所を探りながらやっていくのがおすすめです。

ハムストリングスやふくらはぎ裏が「痛気持ちいい」と感じるところまでストレッチを繰り返していきます。

ストレッチをした後にゴルフのアドレスしてみると、お尻の穴を上に向けるように動かすと骨盤が前傾していき、シャフトを股関節に押し当てながら前傾しなくても脚の付け根にしわが寄り、前傾がキープ出来ます。

まだハムストリングスが固いためアドレスでヒザをあまり伸ばせませんが、ボールを見る景色がかなり変わり、ボールを斜めからではなく真下から見下ろす感じとなってかなり違和感があります。ですが、鏡や動画でチェックしてみると綺麗なアドレスになっているので、これが正しいアドレスなんでしょう。

このストレッチならちょっとした隙間時間でも出来るので、人のいないエレベーターの中とか、トイレの中とかでこっそりとハムストリングスを伸ばしています(笑)。

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地道なストレッチの後は、Web講座の動画に取り組む

ゴルフ・ボディ・フィッティング」 を読みながらストレッチと筋トレに取り組むことで、今まで出来なかったスイングの動きが徐々に出来るようになってきました。

そこで、以前入会を悩んでいた小澤康祐さんのゴルフスイング物理学 Web講座に入会しちゃいました!

ゴルフスイング物理学 Web講座ではゴルフスイングに必要な考え方と体の動かし方について様々な角度から解説がされています。YouTubeにも【ゴルフスイング物理学チャンネル】がありますが、テーマをYouTubeで取り上げて、有料版のWeb講座で続きを解説するというスタンスが取られています。

ゴルフ・ボディ・フィッティング」 に載っている動きも動画で紹介されているので、動きを動画で確認することで理解も深まります。

Web講座については日を改めて取り上げたいと思いますが、ストレッチと筋トレに関しては「ゴルフ・ボディ・フィッティング」の方が内容も充実しています。この本を読んでゴルフに必要な動きをスムーズに出来るようしばらく取り組んでみます。どういった結果になるかが、今から楽しみです。

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