自宅のスイング練習で左尻を後方へ突き出す動きを続けています。「ゴルフの竪琴」を使って、ゆっくり体を動かすことで動きを体に覚え込ませています。
動きはだんだん出来るようになってきたんですが、副作用なのか年のせいなのか、以前からあった「お尻と足の付け根の痛み」がひどくなってきました。
椅子に座れないほど痛くはありませんが、普通に座っているとお尻の奥の方で肩こりのような鈍い痛さが残っていて、通勤電車では立っているのが辛いという痛みです。足を組み替えたり、右足や左足に体重を傾けたり、背中や腰を伸ばしたりと色々やってみても一向に良くなりません。
お尻の表面から手で揉んでも痛いところに直接届かないためストレッチの方法を探していたところ、以前購入した本『世界一伸びるストレッチ』に解決策を見いだしました。
『世界一伸びるストレッチ』で、お尻の張りに効くストレッチを探す
『世界一伸びるストレッチ』には、体の至る所を伸ばすための様々なストレッチが写真入りで豊富に紹介されています。ジョギングを始めたときに足を痛めて、この本に掲載されているストレッチを試して楽になった記憶があります。
本に載っているストレッチの中で今回効果があったのは、『お尻の筋肉を伸ばすストレッチ』と『股関節を伸ばすストレッチ』です。
お尻の筋肉を伸ばすストレッチ
床に膝をついて上半身を前に倒し、両手を床につきます。片方の脚を前に出し、膝から先を横に向けます。
もう片方の脚を後ろに伸ばし、お尻を出来るだけ沈めて床に近づけます。
写真のお尻の筋肉部分が伸びていることを感じながら、しばらく態勢を維持します。30秒と書いていますが、痛ければ我慢出来ないところでやめましょう。
このストレッチを風呂上がりの寝る前に毎日やります。始めた頃は痛くて10秒も出来ませんでしたが、3日目頃に30秒を維持できるようになってきました。痛いと感じるときはゆっくり伸ばして、「痛いけど気持ちいい(痛気持ちいい)」状態を長く続けるようにすると痛みがだんだん引いてきます。
股関節を伸ばすストレッチ
股関節を伸ばすストレッチは、椅子に座って行います。椅子に座らない方法も載っていましたが、私は椅子に座った方法が効いたので、こちらをメインにやっています。
片方の脚をもう片方の脚の外側へクロスさせ、上半身をひねって後ろを見るような形を取ります。この時、お尻が浮かないように腕でクロスさせた脚を自分の胸へ引きつけるようにすると効果的です。
股関節を伸ばすストレッチは椅子に座りながら出来るので、暇さえ見てはちょこちょこやっています。お尻が浮くと『痛気持ちいい』感じにならないので、お尻を床に押しつけながら伸ばしていくと効果が出ます。
お尻の筋肉を鍛えて痛みを予防
お尻の痛みはストレッチをすると和らぐのですが、次の日には痛みがぶり返すため根本的な解決にはなっていません。自宅にあった他の本を読み返してみると、『マンガでわかる新しいランニング入門』という本にお尻の筋肉を鍛えるトレーニング方法が載っていました。
こんな格好をしたり、
こんな格好でお尻の筋肉を鍛えるようです。
『マンガでわかる新しいランニング入門』はジョギングの方法を知りたくて買ったんですが、お尻の筋肉を鍛えるトレーニングのところは読み飛ばしてました。ゴルフのラウンド中もハーフを過ぎたあたりからお尻の筋肉が痛むのが悩みだったので、お尻の筋肉が元々弱かったのかもしれません。良い機会なので、今年のオフシーズンに取り組んでみようと思います。
40歳を過ぎたら、体のメンテナンスが欠かせない
40歳を過ぎたあたりから疲れが取れにくくなってきました。昔は寝て起きたら取れていた疲れが、1週間ずっと残っていることも多くなっています。子供の頃は大人は疲れたような顔をしていると思っていましたが、本当に疲れているということがわかりました(笑)。
皆さんも40歳を過ぎたら、体調管理は重要ですよ。仕事もゴルフも、健康な体あってこそです。今後は筋トレやストレッチ、食事などに気を遣いながら楽しくゴルフを続けていける体作りを目指していきます。