原田ゴルフスクール札幌でレッスンを受けてから、ダフリを修正するため右手V字の確保の練習を自宅で行っていました。


先日、レッスン受講後初のラウンドに行ってきました。
結果は、110点でした(泣)。
切り返しでのV字維持がうまく出来てダフリは大幅に減りましたが、チョロやチーピンが止まらず、当たりが不安定のまま。
原因がわからずラウンド中に悩んでいると、同伴者から一言。
「スウェーしてるね」
何ですと・・・。新しい課題が発見されました。
ゴルフスイングのスウェーとは?
ゴルフのスウェーについて、改めて調べてみました。
スウェーとはテークバックで右腰が右に流れ、ダウンスイングでは左腰が左に流れてしまい、スイングの軸が左右にずれてしまう体の使い方です。英語の「Sway(揺れる)」から来ているようです。
テークバックで右にスウェーすると、クラブヘッドの位置はアドレスの時に構えた位置からスウェーの分だけ右にずれ、そのままダウンスイングするとボール右側にヘッドが戻ってくるためダフリます。
スウェーの動作ではインパクトの位置が毎回違うため、インパクトで力がボールにうまく伝わらずスライスやフックも出やすくなるため飛距離不足にもなります。実際、今回のラウンドでもフックやチーピンが止まりませんでした。
ラウンド中にスウェーをしていると指摘を受けたので、スウェーしないように注意して打ったところ驚くほど安定して当たりに早変わり。その後のスコアも安定してきました。
ひょっとして、今まで悩んでいたダフリやチョロの問題って、スウェーが原因だったのかもしれません。原田プロにレッスンを受けた時はショートアイアンで軽く5球ほど打っただけで、マン振りはしませんでした。軽く振っていたためスウェーが起きておらず、原田プロも気づかなかったのでしょう。
スウェーを直す方法は、「右のイチロー」?
本当は原田プロのレッスンを受けに行きたいところですがラウンド予定がしばらく続くため、それまで自力で解決しなければなりません。
ネットで検索してみると、プロゴルファーの芹沢信雄さんが新聞記者との対話形式で進めるレッスン記事を見つけました。一部引用します。
「しっかりと股関節に体重が乗れば、スエーという現象はおきなくなります。スエーは股関節に体重が乗らず、右足に体重を乗せてしまっているから起きるんです。下半身の踏ん張りがないからではなく、股関節に体重が乗っていないから、安定感がなく下半身がグラグラしてしまうのです。テークバックでスエーをする人は、フォローでも体重が左足だけに乗ってスエーをします。テークバックでちゃんと右股関節に乗せることができれば、フィニッシュも、左の股関節に乗った美しいフォームになります。フィニッシュが取れない人は、スエーをしている人が多いということです」
参照:【芹澤信雄先生の「ゴルフの強化書」】スエーを解消しよう 体重は足じゃない 股関節に乗せる
なるほど。下半身の安定感がないことは悩んでいましたが、股関節に体重が乗っていなかったからなんですね。
ただ、この後で聞き手の新聞記者も語っているように、「右股関節に乗せることと、右足に体重が乗ることの違い」がいまいちよくわかりません。
芹沢プロが言うには、股関節に体重を乗せる感覚は、
「1本足で”右のイチローのように”左足を使うこと」
で体感できるようです。
両足をつけたスイングで股関節に体重を乗せる感覚が体感しづらい場合は体が硬い場合が考えられるため、ヒールアップで体を回し股関節に体重を乗せやすくなると書かれています。
今度はスウェーを克服して100切りを目指します
自分では回っていると思っていましたが、鏡の前で試しにテークバックしてみると右に腰がスライドしてました(泣)。
まずはスウェーを直すための動きを自宅のシャドースイングで体に身につけさせて、次回ラウンドでどこまで改善されるかを試してみます。ラウンドでの結果はまた後日。