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【チッパー】プロギア「R35 ウェッジ」でチッパーを使った室内練習に取り組む

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アプローチに悩んだ2018年。来る2019年に向けて、アプローチの新兵器としてプロギアのチッパー『R35 ウェッジ(以下「R35」)』を購入しました。

※チッパーを購入するに至る経緯については、以下のリンクからご覧ください。

今回は、ランニングアプローチの室内練習にチッパー『R35』を使ったレビューをお届けします。

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R35 ウェッジの簡単な紹介

R35の製品名になっているとおり、ロフトは35°。広いソールが付いた8番アイアンといった感じで、構えるとL字マレットパターのような形をしています。

R35でアドレス

アイアンと違うのは製品重量。34インチで548gとパター並みに重めです。製品名にはウェッジという名前が付いていますが、ウェッジのように振り回すのではなくパターのような打ち方のほうが弾道が安定します。

R35 wedge | プロギア(PRGR)オフィシャルサイト
「キャリー1:ラン3」 パターのように、寄せる
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まず、チッパーの打ち方がよくわからない!

チッパーを買うのは初めてだったので打ち方がわからず、色々試行錯誤しています。

まずは通常のウェッジのように右足の前にボールを置いて、パターマット『ダイヤオートパット532』でランニングアプローチのように打ってみました。

パターマットは室内スペースの関係で2m程度に短くして使っています。『距離感マスター』を使って振り幅をパターと同じ2mとし、テンポも85テンポに合わせて打ってみました。

右足の前に置いたボールを打つと、チッパーのロフトが立った状態でインパクトを迎えます。500g以上と重いためか、ヒットしたボールはすごい勢いで飛び出していき、勢いが強すぎてパターマットからこぼれてしまいました。実際のゴルフ場で試してみないとわかりませんが、ボールの勢いを見てみると、『チッパーでランニングアプローチの打ち方』は10m以上のかなり長い距離を転がしたいときに使えそうです。

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『ハンドファーストに構えたパターの打ち方』でランニングアプローチが打てる

プロギアのホームページで調べてみると、グリーン周りからパターのように打つことでキャリー1:ラン3の軌道で転がっていくとのこと。

プロギア R35 ウェッジ


プロギアHPより引用

『距離感マスター』で2mパットの練習をしていたので、チッパーを使って同じ振り幅とテンポでボールを打ってみると、キャリー30cm、ラン90cm、合計1.2mくらい。パターよりも手前で止まってしまいました。

これはおかしいと色々試してみたところ、チッパーの構え方によって距離が変わることがわかってきました。

合計1.2mで止まってしまったときは、パターと同じようにチッパーのシャフトが体の真ん中でまっすぐになるように構えて打っていました。

パターみたいに真っ直ぐ構える

シャフトを飛球線方向に少し傾けて、ハンドファーストの状態にして打つとうまく転がるようになりました。シャフトをまっすぐにするとロフトが寝てしまい、ボールが高く上がってランが出なかったようです。

ハンドファーストで構える

R35のトップラインには、白くまっすぐな線が引かれています。剣道のように体の正面でチッパーを構えたら、この白い線を目安にヘッドをまっすぐにしてハンドファーストのアドレスを取ります。

R35のトップライン

R35をパターのように振ると、グースが強いせいかクローズ気味に当たって、ボールが左に飛び出してしまいます。ピッチショットのようにヘッドをまっすぐ出すように打つと方向性が安定しました。ハンドファーストの状態で手首を固定し、肩の動きだけでパターの振り幅で打つと、ボールが少し浮き上がったあと綺麗に転がっていきます。

2mの振り幅とテンポ(85テンポ)で打ってみると、1ヤード(90cm)くらいのキャリーが出たあと、強めのランが出てパターマットのカップに入るようになりました。キャリーは浮いているかどうかわからないくらいの低い弾道ですが、方向はおおむねまっすぐ飛んでいきます。

自宅の練習環境ではスペースの関係でパターマットを長く出来ないため、実際にランがどれだけ出るかはわかりません。キャリー1、ラン3の比率で考えると、トータル4ヤード(3.6m)ほどのランニングアプローチになりそうです。

2008年とかなり古いゴルフダイジェストWeb版で、マーク金井さんがR35を取り上げていました。この頃から形状は特に変わっていませんね。「手首を使わず、振り子のストロークでボールを運ぶ感覚が身につく道具」と評されています。
https://www.golfdigest.co.jp/digest/column/buy/080924.asp
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『1ヤードアプローチ』の練習にチッパーは最適

アプローチの練習には、『1ヤードアプローチ』が効果があるようです。下半身を使ってインパクトが緩まないように1ヤードのキャリーを打つ方法を覚えると、10ヤードや30ヤードの打ち分けも簡単にできるようになるそうです。

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ウェッジで打つと1ヤードを打つのはかなり難しいですが、チッパーだとパターのように動かすだけで簡単に1ヤードのキャリーが打てます。私の場合、チッパーで手首の角度を固めて1ヤードのキャリーを打つ方法を身につけた後、ウェッジに持ち替えて下半身を使った1ヤードの打ち方を覚えていこうと思っています。

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グリーン上でランがどれだけ出るかを確認する必要あり

自宅の練習マットでは、キャリーと方向性しかチェックが出来ません。この打ち方でランがどれだけ出るかは、実際のグリーンで確かめる必要があります。

北海道はこれから雪が降ってくる季節に入ります。チッパーに持ち替えたときのキャリーを確認しておき、グリーンでどれだけランが出るかは2019年の春の雪解けを待ってからですね。

せっかく買った新兵器。無駄にならないように練習に励みます。

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※関連記事です

パター練習で面倒なことの一つに、打ったボールの回収があります。自動返球機能が付いたパターマット『ダイヤオートパット532』を使うとこの面倒な作業から解放されます。

パターの距離感を養うために必要な物は、振り幅とテンポ。セットで覚えるのに便利な『距離感マスター』を購入しました。

パターの前傾角度を体に覚え込ませるには、『パッティングロッド』を使ってみると便利です。

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