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『ダイヤオートパット532』レビュー。自動返球機能がついたパッティング練習器具

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ダイヤオートパット532
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2018年のラウンドでスコア改善に必要なのは、ファーストパットの距離感を磨くことだとわかりました。パットの距離感はアプローチの距離感にも繋がり、今までほとんど打ったことがなかったランニングアプローチの成功率を高めるため、チッパーも導入しました。

パットの距離感を磨くためには、練習あるのみ。パット練習といえば私が好きな室内練習の代名詞です。そのための環境作りを始めました。

今回は室内でのパッティング練習環境構築ネタ第1弾として、パターマットについて取り上げます。

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パットの練習が続かないのは、『つまらない』のと『面倒』だから

ゴルフを始めた人が必ず1回は通るであろう練習の一つが、自宅でのパッティングでしょう。私もこれまで色々とパターマットは購入して練習してきましたが、問題は長続きしないこと。パット練習が長続きしない原因はわかっていて、単純につまらないのと、始めるまでの準備が面倒だからです。

まずパット練習がつまらないのは、同じ距離を打つために同じ動きを機械のように繰り返すだけなので結果の変化に乏しいから。10連続で成功したらOKとか、カジノのルーレットのようなパターマットを使ってボールを枠内に収めるといったゲーム性を持たせる方法もありますが、パット練習を面白くする私にとってのベストな方法はまだ見つかっていません。つまらなくてもやらなければいけないのは仕事と同じなので、1日10球だけ打つというノルマを自分に課して仕事のように取り組んでいます。なので、楽しくありません。

もう一つの続かない理由が、パット練習を始めるまでの準備が面倒だということ。

これまでのパット練習の流れを書き出すと、次のようになります。

パターマットを敷く → ボールをセットして打つ → 打ったボールをカップまで取りに行く → 再びボールを打つ → (以下リピート) → 終わったらパターマットをしまう

このルーチンワークの中で毎日続けるのに苦痛を感じるのが、「パターマットの出し入れ」と「打ったボールを取りに行く」こと。

パターマットの出し入れは、とにかく面倒。この出し入れを考えただけで練習する気がなくなります。打ったボールをカップまで取りに行くのも面倒です。返球用にカップ付近が盛り上がったパターマットを使っても返球に問題がある商品が多く、ボールが手元にうまく戻ってこないとイライラします。

私はパット練習では、スイングやテンポ、ボールの位置やフォローの出し方など、自分が気になっているチェックポイントに集中してボールだけを打っていたいんです。

そこで私が取った解決方法をご紹介しましょう。まずパターマットの出し入れは、「パターマットを出しっ放しにする」というそのまんまの解決方法をとりました。これだと思いついたときにパターを手にとってボールを転がすことができます。あとの「カップ近くに散らばったボールを回収する」方法をどうするか。この課題に正解を出したのが、「ダイヤオートパット532」を買うことでした。

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ダイヤオートパット532のレビュー

ダイヤオートパット532の特徴は、自動返球機能を搭載していること。カップに入ったボールを自動で打ち返してくれるのでカップまでボールを取りに行く手間が省け、使用するボールも1個ですむという優れものです。

返球状況を動画で確認

ダイヤのホームページに返球状況の動画が公開されています。

カップの奥に当てるくらい強めに打っても返球の溝にはまるため、ファーストパットでショートしがちな私にとっては良い練習になります。

製品の特徴

製品の全長は2.7mあり、マットの長さは調節可能(後述)。幅25.5cmは狭すぎず広すぎずの一般的なパターマットと同じです。50cmごとにボールを置くための目印があるため、2m以下のショートパットの練習に最適です。

ダイヤオートパット532 全体図


練習カップ周辺はすり鉢状になっており、自動返球するための突起がある箇所にボールが転がる仕組みになっています。突起部分にボールが転がってから4秒ほど経つと自動的に返球されます。

自動返球の仕組み

グリーンマットのスピードはスティンプメーターで約10フィート

グリーンマットのスピードを計測したサイトを見つけました。

パターマットの速さが知りたい!その5 | Gridge[グリッジ]〜ゴルフの楽しさをすべての人に!
初心者ゴルファー・女性ゴルファーのためのクラブ、ウェア、コース、スイング、などに関する情報を発信するサイトです。初心者ゴルファー・女性ゴルファーが楽しめるゴルフの情報がたくさんあります。

こちらのサイトによると、スティンプメーター計測で約10フィート。ゴルフ場のグリーンスピードは一般アマチュアが利用する通常営業時は9フィート、速めのグリーンが10フィート、河川敷など遅めのグリーンが8.5フィート、プロゴルフツアーで13フィートが目安のようです。ダイヤオートパット532のマットはアマチュアにとって速めのグリーンで練習できます。

ただ、グリーンの速さはスティンプメーターだけでは測れないらしいです。
https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17031463

同梱の乾電池は、動作確認用と割り切りが必要

返球の電源は単3電池を4本使用します。電源スイッチがないため、しばらく使わないときは電池を抜くしかありません。

1分ほど放っておくとスリープモードに入るようで、もう一度ボールを打ってカップインさせるとスリープモードが解除されて返球されます。

単3電池4本で動く

電池が消耗すると返球されるまでの時間が長くかかるようになります。注意書きでは8秒以上かかるようになってから新しい電池に交換するように書いています。付属の乾電池では1週間くらいで返球しなくなりました。新しい電池に替えたらすぐに調子を取り戻したので、同梱の乾電池は動作確認用と割り切った方が正解です。

電池の蓋を閉じたところ

グリーンマットの長さは調節することが可能で、マットを折りたたんで調整します。マジックテープのような部分でマットを固定し、はがれるのを防止する爪にマットを挟み込むことで固定します。

マットの長さは調節可能
マットは粘着テープで固定
マットを爪に引っかけて固定
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ダイヤオートパット532で、カップの奥に当てる『壁ドン』を目指す

ダイヤオートパット532で練習する時は、カップぴったりの強さよりもカップの奥に当てるくらい強めに打つようにしています。ファーストパットでショートしがちな私にとっては、これくらい強めのパットが必要です。

マーク金井さんのブログでも強めのパットを推奨されていて、ヨネックスのEZONE パターを開発した大学教授の研究によると、ラインがカップ内であれば2mオーバーするぐらい打ってもカップインするそうです。
http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=21450

プロゴルファーのパットを見ると、残り1mくらいのパットでもかなり強く打ってカップインさせています。私はこれを見て「ショートパットは壁ドン!」と言いながらパットをするんですが、真っ直ぐ打つ技術も未熟なため強く打てず、実際にはなかなか難しいんです。

真っ直ぐ強めに1.5mのパットを「壁ドン」でねじ込む。

このパットが実際のグリーンで出来るように毎日練習することにします。

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※関連記事です

パターの距離感を養うために必要な物は、振り幅とテンポ。セットで覚えるのに便利な『距離感マスター』を購入しました。

パターの前傾角度を体に覚え込ませるには、『パッティングロッド』を使ってみると便利です。

ランニングアプローチが苦手な場合、チッパーに頼るのもありです。

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