2019年シーズンに向けて、アプローチとパターの強化を掲げて練習に明け暮れています。
自動返球機能が付いたパターマット『ダイヤオートパット532』、パッティングでの振り幅を覚えるための『距離感マスター』を買い、アプローチ対策としてチッパー『プロギア R35 ウェッジ』も購入しました。
パターの振り幅と距離感はだんだん合ってくるようになってきましたが、パターにはもう一つ悩みがあります。それは「パターのダフリ」。そう、パターでもダフるんです。
アイアンのダフリはボールとの距離をいつもより近づけることで克服できたので、パターもボールとの距離に問題があるのではないかと考えました。
「左目の真下にボールをセット」するのが、パターでのアドレスの基本。昔は出来ていたアドレスですが、今回改めて調べてみるとボールから少し離れ気味だったことが判明。股関節からではなく膝を曲げるだけで前傾していたため、ボールと左目の位置が合わなくなっていたようです。
パターではアドレスが特に重要です。左目の真下にボールをセットしたときの前傾角度を体に染みこませる必要があります。その方法を探して見つけたのが、『EYELINE GOLF ペンデュラムパッティングロッド(以下、パッティングロッド)』です。
『EYELINE GOLF ペンデュラムパッティングロッド』の紹介
パッティングロッドはアルミで出来た棒で、物干し竿や釣り竿のようにひねって伸び縮みさせることができます。棒の両端にゴムで出来たクッションがあり、パターとみぞおちに当てて前傾角度を強制的に維持することで体に覚え込ませる練習道具です。
製品パッケージは英語ですが、日本語の説明書きがシールで上から貼られています。元々はアメリカの「EYELINE GOLF」が出している製品のようで、アサヒゴルフが日本総代理店として販売しています。
パッティングロッドを使ってアドレスをチェック
取扱説明書を見てみると、パターとみぞおちにパッティングロッドをセットしてパッティングしています。パターとロッドが平行になるように動かすと良さそうです。
まず股関節から前傾したときに左目の真下にボールが来る位置を探します。
パッティングロッドを左手で杖を持つように握ったら左目にあてがってから股関節から前傾し、ロッドの先にボールが来る位置を探してアドレスします。
パッティングロッドを伸ばして、アドレスしたときにパターヘッドとみぞおちで支えられる長さを探します。マジックで目印をつけておくと、次からセットしやすくなります。
パッティングロッドを使ってパッティング練習をする
パターヘッドとみぞおちでロッドを支えたときに、ロッドとパターのシャフトが平行になるようにアドレスします。
バックスイングからフォローまで、パターのシャフトとロッドが平行になるようにスイングします。写真では距離感マスターを使って、2m間隔の振り幅で動かしています。
パッティングロッドの使用上の注意点
「ミススイングしたときにおなかに食い込んで知らせてくれる」と書いていたので、わざと手首を使ってミススイングしてみましたが、みぞおちにぴったりはまっているため、おなかにずれることはありません。手首を使うとシャフトとロッドがクロスするので、視覚的にミスがチェックできます。
パッティングロッドはロッドでパターと自分の体を強制的に支えることで、前傾角度を維持するのに自分にとって意識する筋肉はどこか(私は股関節と背中でした)をチェックし、ボールの位置やパターヘッドの動きを視覚的に覚え込ませるための道具だと感じました。
100均グッズの突っ張り棒で代用可能?
パッティングロッドが手元に届いてすぐに思いついたのが、100均で売っている「突っ張り棒」。突っ張り棒とは、室内で洗濯物を干すときに壁同士に這わせて使う棒です。パッティングロッドの説明書によると最大で125cmまで伸ばせるようですから、細目の突っ張り棒で120cmくらいまで伸ばせるものを探してみると代用できそうです。
2本買えば、アライメントスティック代わりにも使えるかもしれません。
私は園芸用支柱で代用しましたが、伸縮できる突っ張り棒の方がキャディバッグからの出し入れも楽になり使い勝手は良くなりそうです。
パターの練習環境は整った。後は練習あるのみ
パターで重要な前傾角度、距離感を練習する環境は整いました。自動返球機能が付いたパターマット『ダイヤオートパット532』で飽きずに長続きする環境も構築しました。後はひたすら練習あるのみ。次回ラウンドは今から約半年後。6ヶ月間の練習でどれだけうまくなれるか、今から楽しみです。
※関連記事です
パター練習で面倒なことの一つに、打ったボールの回収があります。自動返球機能が付いたパターマット『ダイヤオートパット532』を使うとこの面倒な作業から解放されます。
パターの距離感を養うために必要な物は、振り幅とテンポ。セットで覚えるのに便利な『距離感マスター』を購入しました。
ランニングアプローチが苦手な場合、チッパーに頼るのもありです。