ゴルフを楽しむために体調管理は欠かせませんが、プレーに支障を来すのが『腰痛』です。
私は20歳を過ぎたあたりから腰痛に悩まされ続け、30歳を過ぎてギックリ腰を経験してからは腰痛への情報収集は欠かせなくなりました。腰痛に効果があるストレッチや筋トレも色々とやってみましたが、はっきりとした効果はあらわれませんでした。
そんな私がここ1年ほどは、ほとんど腰痛に悩まされずに過ごすことが出来ています。除雪や室内でのパター練習で少し痛めても翌日にはすぐに治りますし、椅子に座っていても長く続く鈍痛は起きませんでした。
自分でもこれといった理由がわからなかったんですが、考えられる大きい理由がジョギングを始めたことと、『ランバーサポートタイプの背当てクッション』を購入してからだと思われます。
デスクワーカーにとって鬼門となる『腰痛』『肩こり』『目の疲れ』
私の仕事は、パソコンを使った典型的なデスクワーク。一日中同じ姿勢で座りっぱなしでパソコンをいじくっているため、腰痛、肩こり、目の疲れに悩まされてきました。
肩こりと目の疲れに関してはパソコン画面を長時間見続けることによる眼精疲労と加齢による視力低下(老眼)が原因だったため、ブルーライトカットの老眼鏡をかけ、ディスプレイの輝度を下げることでかなり軽減することが出来ました。
しかし、腰痛だけはこれといった解消方法が見当たりませんでした。腰痛に効くストレッチはストレッチ直後は気持ちが良いんですが、1時間もするとまた痛みがぶり返してきます。マッサージを受けに行って施術中に有効なストレッチや筋トレ方法を教えて貰って試してみましたが、いまいち効果がありませんでした。
腰痛を抱えたまま机に座り続けるのって、まあ辛いんです。どっしり座り続けることが出来ないので、足を組んでみたり、座る位置をずらしてみたりと色々やるんですが、付け焼き刃のため痛みは引かず、むしろひどくなる一方です。
腰痛を軽減できたアイテムは、『ランバーサポートタイプの背当てクッション』
「これはどうにも辛抱たまらん!」とネットを検索していると、『ランバーサポートタイプのクッションを椅子につけると軽減されるかも』、という情報をゲットしました。


こちらの記事に、ランバーサポートについての説明が書かれています。
ランバーサポートとは、理想的な着座姿勢をサポートしてくれるコンパクトクッションです。椅子の背もたれ(腰部分)に固定して使います。ランバーサポートを使用することで、座った時に曲がった背筋を伸ばし、腰への負担が少ない理想的な正しい着座姿勢をサポートしてくれます。そのため、長時間のデスクワークやドライブでも疲れにくくなる等の効果が得られます。
背中にクッションを置いて痛みを和らげるのはよくやりますが、正しい着座姿勢をサポートするためのクッションがランバーサポートのようです。
そこでものは試しと、amazonで背当てクッションを買ってみました。値段は1700円ほど。
このクッションを会社の椅子に取り付けて、様子を見始めました。
理由はわからないが、腰痛がひどくならない不思議なクッション
ランバーサポートタイプの背当てクッションは、椅子の背もたれにゴムのひもで取り付けているだけなので、座っていると簡単にずれます。逆に言うと自分でピンポイントで当てたい場所にクッションをずらすことが出来るので、「座面にピッタリつくところ」「少し浮かせて腰のあたり」「肩胛骨あたり」など、その時の腰の調子によってずらしながら使っています。
同じ姿勢を維持したままパソコンを使っていると、背中や腰が痛くなってきます。痛いところにクッションを当てて少し伸びをした後、クッションがずれないように姿勢を正して作業を続けていると、痛みが少し和らいできます。
使い方としてはこれだけ。使い始めて約1年が経ちますが、毎年悩まされていたギックリ腰も、除雪で痛めて2~3日は痛みが引かなかった腰痛も、今年は全く経験しませんでした。以前と比べると腰を痛めることが明らかに減りましたし、無理をして腰を痛めても今までよりも治りが早く感じます。
ランバーサポートタイプの背当てクッションを使うだけで腰痛が無くなったとは思いませんが、去年までと今年の腰の痛め方を比較してみると、思い当たるのはジョギングとクッションくらいです。座り仕事や車に長時間乗る方で腰痛にお悩みの方は、試してみる価値はあります。
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腰痛に効いたと思われるもう一つの要因が、ジョギングを本格的に始めたことです。真冬でもジョギングが出来るように、ワークマンで防寒グッズを揃えました。

40歳を過ぎたら、体のあちこちにガタが来ます。体が硬くなってくるので、ストレッチが欠かせません。
ゴルフ練習で腰を痛めやすいのが、パターです。前傾角度を維持するため、練習器具で感覚を養っています。