ゴルフ道具の掃除、お手入れの第3弾。今日は、ゴルフグローブの掃除とお手入れ方法を採り上げます。
ゴルフグローブはこまめに洗ってお手入れすると長持ちしますし、綺麗なグローブでラウンドスタートすると気分も良くなります。
ラウンド終了後は、ゴルフグローブを洗いましょう
ラウンド終了後、自宅に戻ったらまずゴルフグローブを洗いましょう。私は、洗面所にあるハンドソープで洗います。洗濯機で他のものと一緒に洗うと家族から非難が殺到しますので、おすすめしません(笑)。
自分の手汗で汚れたゴルフグローブを放っておくと、臭いとカビが発生します。雨で濡れたゴルフグローブもキャディバッグに入れたまま乾かすのを忘れてしまいがちですが、自宅に帰ったらレインウェアと一緒にゴルフグローブも洗いましょう。
手のひらについたグリップ汚れはハンドソープでも落ちません。ですが気にしません。ゴルフグローブは消耗品ですから、汚れが目立ってきたら交換時期と割り切って捨てます。
ゴルフグローブの掃除、手入れ方法は、天然皮革と合成皮革で異なります。合成皮革はハンドソープで洗ったあと陰干しして終了ですが、天然皮革は乾かしたあとに専用クリームを塗ってグローブキーパーで伸ばします。
【天然皮革・合成皮革共通】ゴルフグローブをハンドソープで洗う
1.ゴルフグローブをはめて、手のひらにハンドソープを1プッシュしてもみ洗いします。
2.ゴルフグローブの中にもハンドソープを1プッシュ入れて、もみ洗いします。
3.水でハンドソープを洗い流します。グローブの中のハンドソープが中々落ちないので、念入りに洗い流しましょう。
4.洗い流した後は良く絞って陰干しします。晴天下の直射日光は革に悪いので、曇りの日がおすすめです。
【天然皮革限定】革の保湿クリームをゴルフグローブに塗る
天然皮革のゴルフグローブは、仕上げにクリームを塗っておきましょう。洗った直後の革に栄養を与え、革のしっとり感が復活して長持ちします。
おすすめのクリームは、「モゥブレィのデリケートクリーム」です。
革製品であれば何にでも使えるので、1個あると何かと重宝します。我が家では革靴、カバン、財布などのお手入れに活躍しています。
1.天然皮革のゴルフグローブを洗って乾かすと、写真のようにカチカチの状態となります。
2.「グローブホルダー(後述)」で乾かしていない場合は、無理矢理手を入れてゴルフグローブをはめます。デリケートクリームを全体になじませたあと、グローブホルダーにはめて陰干しします。
3.グローブホルダーにはめて乾かしておくとホルダーの形で乾くので、デリケートクリームも塗りやすくなります。
保管はグローブホルダーに通してキャディバッグにかけておくと完璧
デリケートクリームを塗ったゴルフグローブは、グローブハンガーに通しておくと型崩れ防止になります。しわもしっかり伸びて、次のラウンドで気持ちよく使うことが出来ます。
ラウンド終了後にゴルフグローブをキャディバッグのポケットにしまうのでは無く、グローブハンガーにはめてキャディバッグにかけておくと簡単に乾き、カビの発生も防げます。夏の暑い時期は手汗がかきやすくグローブを何枚も付け替えることになりますが、ラウンド中にグローブハンガーにはめてキャディバッグに掛けて乾かすことで、予備のグローブの数も抑えられます。
ゴルフグローブのメンテナンスが面倒なら、合成皮革だけを使うのもあり
天然皮革のゴルフグローブは、手にはめたときの肌触りが気に入ると合成皮革に戻れなくなる魅力があります。しかし雨の日には使えず、一般的に合成皮革よりも高価でメンテナンスが面倒です。
私は手汗をかきやすいので、最近は合成皮革のグローブだけでラウンドすることが多くなってきました。おすすめは、フットジョイのナノロックシリーズです。使用されているナノフロント素材は水に濡れたときに威力を発揮し、雨の日のラウンドはこれ1本です。TOURはナノフロントを、NEOはナノフロントとソロテックスを合わせたハイブリッド素材を全体に使用しています。
メンテナンスを楽しむなら天然皮革、面倒なら合成皮革1本で済ませるのありかもしれません。