(2021/06/04追記 新しいパターカバーホルダーを製作したので、写真を更新しました)
カート移動中にパターに傷が付くのを防ぐためパターカバーをつけていますが、グリーン上でパターカバーを外したとき、皆さんはどうされていますか?
グリーン上に適当に置いておくとパッティング終了後に回収するのを忘れてしまったり、ズボンの後ろポケットに入れようにもポケットの大きさによってはうまく入らなかったりと結構取り扱いに悩むもの。
そんな時に役に立つのが、「パターカバーホルダー」です。ホルダーをパターカバーに取り付けることでポケットへの出し入れがしやすくなり、カバーの置き場所にも困らず回収し忘れもありません。
これまではリンクスの「ポケット君」を使っていましたが、カバーに取り付けるクリップの締め付けが弱く、移動中に外れて無くしてしまいました。
もう一度買い直すことも考えましたが、1個1000円程度とお高めなのがネック。クリップの弱さが改善されていないとまた無くす恐れがあり、それならと自分で作ってみることにしました。
制作費は500円以下。カバーの種類や気分によってクリップ部分の付け替えが可能
自分で作るパターカバーホルダーは「ポケット君」を参考に、ポケットに入れるスティック状のものにパターカバーを挟むためのクリップがついたものを考えました。クリップ部分はカバーの種類やその日の気分によって変えられるよう、3種類作ってみました。
今回かかった制作費は高いモノでも1個あたり500円ほど。見栄えは良くありませんが、自分しか使わないものと割り切ればありかな、と思います。
パターカバーホルダーの作り方
材料は丸環ネジ以外、全て100均ショップの「セリア」で揃えました。丸環ネジ(1個あたり15円ほど)は近くのホームセンターで購入しました。
パターカバーホルダーは、ポケットに入れるスティック状の本体部分と、パターカバーを挟むクリップ部分に分けて作ります。
ポケットに入れるホルダー本体部分を作る
1.木の棒をズボンの後ろポケットに入るくらいの長さにカットします。12cmごとにボールペンで目印を入れ、のこぎりでカットします。
のこぎりは、折りたたみ式の手頃なものが売られていますので、1本あると便利です。
カットすると切り口がギザギザになっていますが、この後でビニールテープを巻きつけるため、ヤスリなどで綺麗にする必要はありません。
2.丸環ネジを木の棒にねじ込みます。手で途中で止まるまでねじ込んでいきます。
3.木の棒にビニールテープを巻き付けていきます。木の棒を切ったときの切断面で怪我をするのを防ぐのと、雨の日のプレーで木が水で濡れて腐るのを防ぐのが目的です。
パターカバーを挟むクリップ部分を作る
次に、ホルダー本体部分とパターカバーを繋ぐためのクリップ部分を作ります。
(2021/06/04追記)新しいカラビナフックを見つけたので、追加しました。
(A)金属製クリップ(サスペンダークリップを代用)+カラビナ付きタオルホルダー
1.サスペンダーの金属製クリップ部分を使うため、はさみでバンドを切り、金属クリップだけを取り出します。
2.「カラビナ付きタオルホルダー」に金属クリップを通します。
3.カラビナをホルダー本体部分の丸環ネジに通して完成です。
パターカバーにつけてみました。
後ろポケットに入れてみたところ、長さも特に問題ありません。
金属製クリップはプラスティック製に比べて挟み込む力が強く、表面が滑りやすく厚みが薄いパターカバーにおすすめです。クリップの大きさも小さいため、パターを取り出すときに邪魔になりにくいメリットもあります。
マレットタイプのパターカバーにつけてみました。
パターを取り出すときにも邪魔になりにくいところに挟むことが出来ます。
(B)カラビナ付きアリゲータークリップ
木の棒にねじ込んだ丸環ネジに、カラビナで「アリゲータークリップ」を繋いだだけです。アリゲータークリップは厚みのあるパターカバーを挟み込むことが出来ます。
金属製クリップでは挟めない厚手のパターカバーもしっかり挟めます。
後ろポケットに入れてみても長さに問題ありません。
パターを取り出すときにも邪魔になりません。
(C)クリップ付き携帯ストラップ
金属製のクリップは挟み込む力は強いですが、その分カバーに爪の跡が残ります。それが嫌な場合は、プラスチック製のクリップが付いたものがおすすめです。携帯ストラップで伸縮するタイプを選んでみました。
パターカバーにつけてみたところ
後ろポケットに入れてみたところ。
(D)カラビナ キーフック クリップ型
セリアで新しく見つけた「カラビナ キーフック クリップ型」を繋いでみました。
「カラビナ キーフック クリップ型」はアリゲータークリップほど挟み込む力は弱いですがクリップの厚みは薄いので、ピンタイプやマレットタイプのパターカバーを挟み込むことが出来ます。
作ってみると意外と簡単。クリップ部分はアイデア次第
思いつきで作ってみたパターカバーホルダーでしたが、作ってみると意外と簡単で値段も安く抑えられました。
クリップ部分はアイデア次第で色々なモノが使えそうです。100均だけでも種類はかなり豊富ですから、組み合わせ次第ではバリエーションは無限ですね。他にも良いアイテムが見つかったら試してみたいと思います。