先日購入したゴルフシューズの「ルナコントロール ヴェイパー2」。
1万円を切る値段で購入できたのは良かったんですが、ひもの長さが短めなのが不満でした。
そこで、新しい靴紐を探すのと同時に、ラウンド中の足の痛みを軽減するためのインソールも探して購入しました。
ラウンド中、足が痛くなるのを何とかしたい
自分に合っていないゴルフシューズを履いているとラウンド中に足がすぐ疲れるようになり、スイングにも影響を及ぼします。
疲れは痛みに代わり、ひどくなると上がり3ホールでクラブを杖代わりにする時もあります(笑)。
私がよく痛めるのは、足の裏と足の甲。ラウンドの移動で足の裏が疲れ始め、ずれないように靴紐で締めつけた足の甲が痛くなるのがいつものパターンです。
足裏が痛くなる原因は、靴の中で動く足が滑らないように踏ん張るから
それまでの靴の選び方は、「少し大きめでゆるめ」。子供の頃から体の成長を見越して少し大きめの靴を履くことに慣れていたため、靴の履き心地は少しゆるめで靴の中で足が少し動くくらいが丁度良いと思い込んでいました。
シューズのフィッティングも適当で、ぴったりしたシューズを選んでも左足小指が当たって痛いため、ゆるめの靴を選んでしまいがちでした。
しかし、靴の中で足が動くとゴルフスイングの安定感は無くなります。移動時には足が靴の中で滑らないように踏ん張ることで足の裏に余計な力がかかるため疲れやすくなります。5時間近く外にいることが多いゴルフの場合、足の疲れが痛みに繋がりやすいのは間違いなさそうです。
インソールで足の甲の高さを調整し、靴紐でフィット感を高める
そこで、普段の靴選びから自分の足に合った靴とはどういったものなのかを調べて選ぶようになりました。店員さんに相談したり、ネットや書籍で情報を仕入れていくことで、自分の足の形や、形に合わせるためのフィッティング方法も知るようになります。
私の足の形は日本人に多い「幅広甲高」ではなく、「幅広甲低」。足幅に合わせて靴を選ぶと足の甲と靴の間に隙間が出来ることが多く、紐靴をしっかり締めても足を締め付けることが出来ません。
そこで靴屋の店員さんから教えて貰った解決方法が、インソールで調節する方法です。
通常のインソールを半分にしたような足の真ん中からつま先部分までしかない形をしたインソールや、靴の「ベロ」部分につける「タンパッド」といわれるインソールをはめ込むことで、靴と足の甲の間にできる隙間を無くすことができます。足の甲に出来る隙間がなくなることで靴紐で縛ったときのフィット感を高めることも出来るようになるんです。
ランニングシューズに使ってわかった、キャタピランとインソールの効果
体力向上のために始めたジョギングも1年以上続いていますが、走っている最中に膝やすねが痛くなり、長い距離を走り続けることが難しい時があります。
ランニングシューズが古くなっていたこともあって新品に交換したところ、以前ほどの痛みはなくなりました。古いシューズと比較してみたところソールの削れ具合が異なっていたことから、走った時に地面から受ける衝撃をソールが受け止めきれなくなっていることが痛みの原因と予想しました。
新品のシューズに変えて痛みは和らぎましたが、ショックをさらに吸収するためにインソールを購入することにしました。固いインソールは余計足の裏に負担になったことがあるため、bmzの「カルパワースマート ベーシックモデル」という商品を試してみたところ、これがビンゴ。柔らかくて低反発なので足の裏が痛くなることもなく、ジョギング中のすねや膝の痛みもほぼ無くなりました。
インソールを入れて靴とのフィット感が高まりましたが、元々付いていた靴紐では結ぶには短くなってしまいました。長い靴紐を探していたときに、以前マーク金井さんのブログで紹介されていた靴紐「キャタピラン」のことを思い出し、早速購入。
こちらではキャタピランについて、マーク金井さんがさらに詳しく解説されています。
キャタピランは靴紐の所々がこぶ状になっていて、自分の足の形に合ったところで固定できます。走っている間かかとが浮きやすくて力を入れにくかったのですが、キャタピランを使うことで靴と足のフィット感が増し、しっかり踏み出せるようになりました。毎回靴紐を結び直す手間が省けたのもいいですね。
ゴルフシューズにキャタピランとインソールを装着
ランニングシューズにキャタピランとインソールを装着して効果を実感していたので、新しく購入したゴルフシューズにもつけてみることにしました。
ミズノのインソールは、土踏まず部分の盛り上がりに特徴あり
インソールはbmzは効果があることはわかっていたので、今回はあえてミズノのインソールを選んでみました。
ミズノのインソールを選んだ決め手は2つ。
1つめが土踏まず部分が盛り上がっているところ。土踏まずを押し上げる効果があると足の疲れが違うらしいです。
ナイキの「ルナ コントロール ヴェイパー2」に標準で付いているインソールよりも、土踏まず部分の盛り上がり方が大きいです。
選んだ決め手の2つめは、かかと部分を包み込む壁が高いこと。かかとのホールド性が高まることを期待しました。
ヴェイパー2のインソールよりも、かかと部分の高さが若干高めです。
ミズノのインソールは大きめを購入しておいたので、ヴェイパー2のインソールに合わせてはさみで切ります。今回はつま先部分のみ切り落としました。
ミズノのインソールを装着すると、土踏まず部分の盛り上がりがはっきりわかります。
キャタピランは通常タイプの75cmバージョンを調節
キャタピランは50cmと75cmの2種類以外にもゴルフ用の60cm、先端のみにこぶがついた「キャタピーエアー」など、複数展開されています。
今回私が選んだのは、通常タイプの75cmバージョン。ゴルフ用よりも値段が安く、長ければ切れば良いかなと安易に考えました(笑)。色は靴に合わせて「ヤマトストライプ」をチョイスしました。
結び方はパッケージ裏にも記載されていますが、ひもを引っ張ってこぶを伸ばしながら靴穴に通していきます。靴孔にキャタピランを通すときは結構力が要るので、靴を履いたままキャタピランを通していき、左右の長さが均等になるように足の締め付け具合を調整しながらこぶを紐穴通していくとうまくいきます。
試し履きの効果は上々
家の中で試しに履いてみました。
キャタピランは75cmではやはり長かったので、余った部分は靴のベロの間に絡みつけています。
両足に履いてアドレスしてみると、インソールは柔らかいですが低反発のためしっかり地面を踏みつけることが出来てアドレスの安定感も増します。軽く歩いてみてもキャタピランでフィット感が増しているからか、かかとの浮き上がりも少なく感じました。
実際の効果は?
あとは、実践での履き心地を試すだけです。もう少し暖かくなったら練習場で試し履きして、スイングしたときの感覚をチェックしてみます。