現在使用しているナイキのゴルフシューズ「ルナ コントロール ヴェイパー2」はスパイクレスにも関わらずグリップはソフトスパイクと何ら遜色なく、しかも軽いのでラウンド中の足の疲れはだいぶ楽になりました。色違いで2足揃えて交互に履き替えて使用しているため、購入して2年経っても劣化も少ないです。
ただし、ルナ コントロール ヴェイパー2 唯一の不満点は、靴の幅が少し狭くて指が詰まったような感触になること。
私の足の形は「幅広甲低」で、左足の小指が当たるのが特徴です。革靴だったら履いているうちに横にある程度広がってくるんですけど、 ルナ コントロール ヴェイパー2の素材では難しいので、靴紐を少し緩めにして履くことで左足小指が当たるのを凌いでいます。
ところが私の足は甲の高さが低いため、靴紐をキツく結んでも足の甲と靴の間にスペースができて靴の中で足が動いてしまうことが多いんです。1サイズ小さめの靴を選ぶと甲の高さはちょうどよくなっても横幅はきつい。厚手の靴下を履いて甲の高さを出しても、靴紐をきつく結ぶと幅が狭まって辛い。新しい靴を買うときは常にこの点に悩まされています。
ちなみに、ゴルフシューズのボアタイプは足の甲の締め付けが合わず、締め付けの微調整ができない事が多いので、もっぱら靴紐タイプをチェックしています。
単純に、ルナ コントロール ヴェイパー2が自分の足の形にあっていないだけなんですが、厚手の靴下を履いて調整すれば快適だし、グリップ力やデザインは気に入っているので、ごまかしごまかし履いておりました。
アディダス コードカオスが気になりはじめる
そんな折、noteをチェックしている「T島ゴルフ総合研究所」に掲載されていたのが、アディダスのコードカオス。
アッパーがニット素材なのにかっちりしていて、グリップ力も半端ないと。さらに、
”ホールド感があるくせに、通気性があって、スパイクレスなのにグリップ力抜群”
T島ゴルフ総合研究所より
とべた褒めなわけです。
靴紐タイプだけではなくボアタイプのコードカオス ボアもあり、さらにウィメンズモデルもあるようです。
以前T島さんのブログやnoteで、足が幅広のためシューズによっては小指が当たって痛いという記事を読み、自分と一緒だと感じたことがあります。そんな彼が履いても痛くもなく快適そのものと絶賛しているわけですから、これはいいなあと頭の片隅に記憶は残っていました。
でも、このときは「ルナ コントロール ヴェイパー2」の2足体制で、足幅を除いては不満もなかったため、食指は動きませんでした。
コードカオスの値下げが始まり、即購入
そんな私に、GDOから衝撃のお知らせが届きます。
2021年5月13日、GDOから届いたメールで、コードカオスの値段が下がったことを知ります。
GDOオンラインショップで価格をチェックすると、通常の靴紐タイプが通常¥15400(税込)のところ、¥11990(税込)の22%オフとなっていました。
念の為Amazonでも調べてみると、「フットウェアホワイト/シグナルグリーン/グローリーブルー」だけ、GDOと値段が同じでさらにAmazonポイントが1199ポイント(10%)もつくことが判明。これは買うしかないと、速攻でポチッとな、しちゃいました。
コードカオスの見た目
コードカオスの「フットウェアホワイト/シグナルグリーン/グローリーブルー」のカラーリングは、写真で見たときは少し派手かなと思いましたが、実物を見てみると全然問題なし。
コードカオスのソール(トレッドパターン)
コードカオスのトレッドパターンは最もグリップが必要とされる指の付け根から親指にかけて細かいパターンが入っています。ゴム自体は柔らかく、アスファルトの上を歩いても痛くなさそう。
コードカオスのインソール
コードカオス標準のインソールは、アディダスの衝撃吸収素材「BOOSTフォーム」から取ったもののようです。ブーストフォームに関しては以下の記事を読んで知りましたが、スニーカーやランニングシューズで使われているもののようなので、疲労対策は期待できそうです。
コードカオスの試し履き
コードカオスを室内で試し履きしてみました。
アッパー素材が柔らかくて伸びるので、左足小指が当たって痛くなることもありません。かといって靴の中で足が動くこともありません。足全体をピッタリ包み込むようなホールド感があり、靴紐で締め付けを調整してやれば、今までゴルフシューズで感じたことのないフィット感を味わうことができました。
コードカオスを履いたラウンド後、足裏の痛みがなくなった
コードカオスが届いた翌日がちょうどラウンドだったため、いきなり実戦投入してみました。
靴全体の締めつけ感は試し履きしたときに感じたままで、アッパー素材の柔らかくも全体を包み込むフィット感は歩きながらでも変わることはありません。
当日は芝にうっすら朝露が残っていましたがグリップは問題なく、斜面からのショットでもソールが滑ってスイングできないといったこともありません。
しかし最も驚いたのは、ラウンド終了後にコードカオスを脱いだ時。
いつもは足裏に若干の足の痛みを感じ、ふくらはぎに張りや筋肉痛を少し感じるところですが、コードカオスでは全く痛みを感じませんでした。
40歳を過ぎてからの回復の遅さを体感している身としては、コードカオスによるラウンド後の足の疲労感の無さは驚異的で、これだけで買ってよかったと思いました。
2021年新作「コードカオス21」も買っちゃった♪
コードカオスがすっかり気に入ったためもう1足買おうかとネットを探していたところ、2021年の新作コードカオス21が発表されているのを知ります。だから、旧作のコードカオスが安くなったんですね。
2021年6月8日にコードカオス21マリンカラーモデルが紐タイプとボアタイプの2種類で先行発売され、他の色は7月以降に発売となっています。値段は税込¥15800で、ウィメンズモデルも発売されています。
「買おうかなあ、でも旧作でも問題ないしなあ」と悩んでいたところ、Amazon プライムデーで定価から30%オフの¥11000で売られていたので、迷わず買ってしまいました。
コードカオス21の見た目
コードカオス21 マリンカラーモデルはアディダスの3本線がなく、サイドにアディダスのロゴが小さくあるだけ。遠目ではアディダスのシューズだとは気づかれにくいです。
コードカオス21のソール(トレッドパターン)
コードカオス21のトレッドパターンは、前作のコードカオスと比較してもパターンは同じ。カラーリングが違うだけですね。
コードカオス21のインソール
コードカオス21の標準インソールも「BOOSTフォーム」を採用しており、海洋プラスチックからの再生を示すロゴが入っています。
コードカオス21の試し履き
コードカオス21を室内で試し履きしてみました。
アッパー素材は前作のコードカオスと比べると、コードカオス21のほうがよりニット感が強く感じるくらいで、履いたときの違和感は感じませんでした。コードカオス21もコードカオス同様、柔らかく伸びるので左足小指が当たって痛くなることもなく、足全体をピッタリ包み込むホールド感も同じです。
コードカオス21もラウンド後の足裏の痛みはなし
コードカオス21が届いた翌日もちょうどラウンドだったため、コードカオスの時同様、即実戦投入となりました。
靴全体の締めつけ感、足全体を包み込むフィット感は前作のコードカオス同様、全く問題なし。
グリップも当然問題なく、ラウンド終了後の足裏の痛みも全く感じませんでした。
同伴者からはアディダスのシューズだと最初は気づかれず、ロゴを見て「アディダスか~」と納得されました。最初の見た目ではナイキのものに見えたとのこと。アディダスの3本線は偉大ですねえ。
コードカオス、コードカオス21どちらを買っても不満はなし
コードカオス、コードカオス21の両方を買って比較してみた結果、グリップ力、足裏の疲れ方の軽減度合い、横幅の伸び、全体を包み込む安定感に関しては甲乙つけがたく、特に大きな違いは見つけることはできませんでした。違いといえば、カラーリングのみといったところでしょうか。
2021年7月時点では、コードカオス、コードカオス21両方が発売されている状況です。
グリップや履き心地に関しては違いは感じませんでしたので、単純に見た目の違いで選んでもいいと思います。型落ちになったコードカオスのほうが安いので、カラーリングが気に入ったものがあれば前作でもおすすめ。
コードカオス、コードカオス21ともに靴紐タイプ、ボアタイプ、レディースモデルも発売されています。私のように小指が当たって痛い方、ラウンド後の足の疲れを軽減されたい方にはぜひおすすめします。