私の住む北海道にも本格的な冬が訪れ、周りの景色もすっかり白くなってきました。日中の気温が氷点下という日も珍しくなく、厳しい朝晩を過ごしています。
電車やバスを待つときにスマホで時間潰しをしているんですが、屋外でもスマホをいじる時は素手。しかし、氷点下での素手の作業に耐えられるのはせいぜい1分ほど。スマホ対応手袋も探してみましたが、スマホの反応がいまいちのものが多いようで、さらに私が求める防寒能力には物足りません。
そんな辛い冬を過ごしていましたが、去年部屋の掃除をしていたときに出てきたのが『ZIPPOのハンディウォーマー』です。10年以上前に購入したもので、久しぶりに使ってみたところこれが実に快適。スマホで冷えた手を温めるには十分です。
寒い時期のゴルフでは、『暖かさが長く続く』カイロが必需品
ゴルフシーズンが始まる4月や、シーズンオフ目前の10月下旬から11月にかけて、北海道でのゴルフはプレー中の寒さがかなり厳しくなります。特に素手でクラブを握る右手は、クラブを握るとき以外はポケットから手を出したくないほどです。
暖めるためにカイロは手放せませんが、使い捨てカイロは時間が経つにつれ火力が弱くなってきます。複数持ち込んでも、カイロそもそもの火力が弱く感じるときが多く、屋外では手を温めるには不十分に感じることが多いです。
使い捨てカイロではない『ハンディウォーマー』の存在を知る
ハンディウォーマーの存在は、『スタパ齋藤のスタパトロニクスMobile』のこちらの記事を読んで知りました。2005年1月の記事ですから、今から15年前ですね。
『スタパ斉藤のスタパトロニクス』は、スタパ斉藤さんが色々な物を自腹で購入し、使用感などをレビューした記事です。取り上げる題材はパソコン関係がメインですが、他にも色々なジャンルを取り上げているので、読み物として飽きません。
学生の頃から読んでいたスタパトロニクスで携帯カイロのことを取り扱っていた記事があったことを思い返し、記事で紹介されていた『ZIPPOのハンディウォーマー』を購入したのが今から10年以上前です。
ハンディーウォーマーの使い方
このハンディウォーマーですが、使い方に少し癖があります。
カイロの大きさはたばこの箱くらいで、金属で出来ています。
付属の注油カップにオイルを入れて、ハンディウォーマー本体に注油します。カップには目盛りがついていて、発熱時間の目安は1目盛りで6時間。最大カップ2杯まで入れて24時間の発熱が可能です。
蓋と火口部分を取り外すと、本体にはZIPPOライターと同じく綿が詰まっています。この綿にオイルを染みこませます。
オイルを染みこませたら火口部分を本体にはめて、ライターで火口部分をあぶります。火であぶった瞬間から発熱が始まります。
本体の蓋部分には火がついたかを調べるためのインジケーターがついています。火口部分をライターであぶった後、インジケーターを火口部分に当てて色が変われば発熱しています。
発熱が始まるとむき出しでは持てなくなるほど熱くなるので、専用の袋に収納して準備完了です。
発熱が始まった直後は暖かさが弱いため、ポケットなど外気に触れない環境にしまって発熱を促します。5分もすればかなり暖かくなり、ズボンのポケットに入れておくと低温やけどを心配するほど熱くなります。ジャンパーのポケットなど、肌に直接触れないポケットに入れておくことをおすすめします。
ハンディウォーマーは使い捨てカイロより暖かく、長時間持続するのがポイント
ハンディウォーマーの良さは、発熱直後のカイロの暖かさがオイルが切れるまで続くことです。
ポケットの中に入れておけば屋外でも長時間暖かさが持続するのが特徴で、寒い時期に1日中外にいなければいけない環境下でも頼もしい相棒となります。
冬のゴルフで使うカイロにハンディウォーマーはおすすめ
ゴルフは屋外に長時間いることになるため、寒い時期には暖を取るアイテムは必須です。ミトンや両手にグローブもいいですが、かじかんだ手を温めるにはカイロが一番。暖かさが長時間持続するハンディウォーマーは、冬のゴルフでは特におすすめです。
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