健康マージャンサークルに通いだしてから20年ぶりの麻雀マイブームが訪れ、週末に楽しく麻雀を打っています。
勝ったり負けたりを繰り返していますが、中々出来ない「役」がありました。
そう。「役満」です。
そんな中、麻雀サークルに通い始めて9ヶ月が経ったころ、ついに役満「国士無双」を上がることに成功しました。
今回は、このときの対局模様を書いていきます。
役満「国士無双」達成までの道のり
記憶が新しいうちに書き残しておくのはもちろん、「後で読み返して、自分でニヤニヤするため」です(笑)。
ツモは記憶に頼っていますので正確ではないところもありますが、「こんな感じの流れだったよ」という臨場感のみ味わってください。
配牌で「8種9牌」からスタート
東4局0本場 東場。
配牌は以下の通り。
(手牌)39m 29p 279s 東西白発中中(ドラ)3p
この時点でかなり沈んでいたため、親が回ってきて最初の配牌が「8種9牌」。連チャンを狙っていたため手の悪さにがっくりするも、国士無双を狙う私の一つの目安である「字牌が5種類以上かつ、1・9牌が3枚以上」を満たしていたため、一発逆転を狙って「国士無双」を狙うことにします。
ツモがいいときに限って、他家からの早いリーチがかかる(泣)
5巡目までに【1m】、【1p】をツモって、リャンシャンテン。
(手牌)19m 19p 279s 東西白発中中
しかし6巡目。対面からリーチの声がかかります。
配牌とツモが自分の思ったとおりに重なるときは、他家も好配牌・好ツモなことが多いもの。その典型パターンの早いリーチです。
6巡目とはいえ、リャンシャンテンで他家からのリーチは厳しい。
下りることも一瞬よぎった7巡目のツモ。
(手牌)19m 19p 279s 東西白発中中(ツモ)1s
【1s】をツモり、イーシャンテン。こうなったら、当然押していきます。
イーシャンテンから中々ツモれず、上家からも追っかけリーチが・・・
必要な残り牌は【南】と【北】。河の状況から【南】【北】ともに残り2枚。
しかし、中々ツモることができません。
対面のリーチにど真ん中の数牌をツモ切るのは目立ちましたが、今のところは当たりを上手くかわしています。
役満を上がれるときは、ツモはいいし、危険牌を切っても当たられないし、何をやってもうまく行くことが多いもの。
中々ツモれないなか、「これだけ振っても当たられないなら、いけるかも・・・!」と思った10巡目。
今度は上家から、追っかけリーチがかかります。
ついに「国士無双」テンパイ!
10巡目でイーシャンテン、子2人からリーチ。
国士無双を狙っている状況としてはかなり厳しい状況です。
「やはり役満は無理か・・・。」と思いながらツモった11巡目。
(手牌)19m 19p 129s 東西白発中中(ツモ)南
なんと【南】をツモ!
ついに「国士無双」テンパイです。
ドキドキしながら、その時を待つ
一呼吸置いてから、【2s】を捨てます。誰からも上がられずセーフ。
河の状況から上がり牌の【北】を確認すると、イーシャンテンの頃から変わらず残り2枚。
リーチの2人は捨て牌からタンピン系ぽいし、リーチしていない下家は2人のリーチで、完全に下りています。
下家の捨て牌が数牌から切り出しているところを見ると【北】は持っておらず、ツモってきたら安牌として切ってくる可能性は非常に高そうです。
つまり、2枚の【北】はまだ山の中。かなり深いところに眠っているようです。
しかも、親の自分が国士無双をやっていることに他の3人は誰も気がついていないようなんです。
心臓が激しく高鳴ります。
他家の捨て牌にも目を凝らしますが、中々【北】は捨てられません。
ドキドキしながら危険牌を切り続け、緊張はピークに達します。
ロン上がりで、親の「国士無双」達成!
11巡目でテンパイして、緊張もピークに達して少し気持ち悪くなり始めた、15巡目。
ついに、そのときは訪れます。
リーチをかけていた上家から、【北】が切り出されました。
「ロン!」
思わず大きな声で叫んでから牌を倒し、裏返りそうな声を抑えながら「48000点」とつぶやきます。
(手牌)19m 19p 19s 東南西白発中中(ロン)北
※図では「ツモ」となっていますが、正しくは「ロン」です。
対面と下家の2人は私の手牌を見て、「うわ~!」「キレイな手!」と次々と歓声が上がります。
振り込んだ上家は一瞬呆然としていましたが、にっこりと笑って「おめでとう」と祝福してくれました。
これまで同卓の人が「大三元」や「四暗刻」を上がったことは何度もありましたが、「国士無双」は初めて。しかも上がるのが自分とは。
このとき初の役満で興奮していて、スマホで撮影するのを忘れてしまったのが、今となっては痛いところです。
国士無双を上がった1ヶ月後、今度は「ダブル役満」を上がることになります
麻雀をやっていたら、一度は上がってみたいのが「役満」。しかし、狙って無理してつっぱっても、中々上がれないのも「役満」です。
役満の中で比較的上がりやすい「国士無双」「大三元」「四暗刻」のうち、「国士無双」を上がったのは今までの麻雀経験でも初めて。
アラフォーになっても、とても興奮しました。麻雀最高。
「これでしばらく役満は無理だろう」と思っていましたが、この1ヶ月後、また役満を上がることになります。しかも今度は「ダブル役満」のおまけ付きです。
その顛末については、また次回お話します。