キャディバッグの中に入れているフェアウェイウッド(FW)の組み合わせで一番多いのは、3番(スプーン)、5番(クリーク)の2本セットでしょうか。中には7番ウッドや9番ウッドを入れている方もいらっしゃるでしょう。
ゴルフを始めた頃から3番ウッドは所有したことがありませんが、5番ウッドはよく使っていました。「使っていました」と過去形なのは、ここ最近、フェアウェイウッドがまともに当たらなくなったためです。
180~200ヤードで選ぶクラブがない
ドライバーのヘッドスピードが38m/sと遅い私にとって、残り200ヤード以上残った場合どう攻めるかというのは非常に悩ましい問題です。ピッチングウェッジ(PW)の飛距離が100ヤードくらいなので2回に分けて打てば良いとマネジメントしても、2回のうち1回をダフって30ヤードくらいしか飛ばないことがよくあります。2回連続で100ヤードを打てる技術も自信もないんです。
5番ウッドがうまく当たれば180ヤードくらい飛びますが、うまくいく確率は2~3割。
「どうせPW2回に分けてもうまく打てないんだから、確率は低いけど1回で200ヤード近く飛ぶクリークで打ってみるか」
という選択肢を取った結果、PWよりもダフる確率が高い5番ウッドで連続ダフリとなり、「結局PW2連続の方がましだった」という後悔ばかりが続いています(泣)。マネジメントを考えて記事にまとめても、実践するのは難しいということでしょうか。
5番ウッドの飛距離を求めるため、ユーティリティに手を出す
成功率が低いとはいえ、180ヤードを狙えるクラブは私にとって5番ウッドしかありません。そこで、180ヤード以上を打たなければならない場面を考えてみます。
180ヤード以上の飛距離が求められる場面を考えると、以下の3パターンが思い浮かびます。
- ティーショットを失敗したとき
- パー5の2打目
- パー5の2打目がダフった3打目(泣)
- 200ヤード近くの長いパー3
ティーショットの失敗は良くやらかしますが、それ以外のパターンは刻んでもいいと割り切れることがわかりました。長いパー3は最初から乗ると思っていませんし、パー5の2打目がうまく当たっても私のドライバー飛距離(200ヤード)では2オンできません。
そうなるとフェアウェイウッドを使う場面が少ないためあまり練習もせず、練習しないため当たらなくなるという悪循環を繰り返しています。
さらに追い打ちをかけたのが、代わりを求めて買った19度のユーティリティです。フェアウェイウッドよりも長さが短いため成功率が高まり、ますます5番ウッドの出番がなくなってきました。
アルバの記事を読んで、4番ウッドの存在を知る
5番ウッドの代わりが19度のユーティリティで補えるとして、ドライバーの次が19度のユーティリティだと「なんか」もったいないと思いませんか?ドライバーのロフト9.5度と19度のユーティリティのロフト差は約10度。この10度を埋めるクラブを1~2本入れたいと思うのが人情ですよね?
もちろん、うまく打てないことはわかっているんです。はい、見栄です(笑)。
そこでいつも通りネットで情報を漁っていると、アルバで以下の記事を発見。
『3番ウッドは難しく、5番ウッドでは飛距離が物足りない。そんな場合は4番ウッドを選んでみてはいかが?』
こんな提案をされたら、乗ってみるのが人情じゃないですか~。
で2年前に中古で買ったのが、プロギアの「iD nabla RS フェアウェイウッド」の4番ウッド。このウッドにしたのはロフト16.5°で長さ42インチと、他の4番ウッドより0.5~1インチほど短いため打ちやすいはずと思ったためです。
確かに当たれば飛びます。それはもう気持ちいいくらいに。しかし、やっぱり当たる確率が低いんです。それでも買った当初はそこそこ当たっていたんですが、今年はさっぱり当たらなくなって、何が原因なのかわからなくなってしまいました。
毎年色々なことに手を出してスイングが安定しないのはわかっているんですが、アイアンは「あること」に気づいたおかげでそこそこ当たるようになりました。ユーティリティも以前よりは芯に当たる回数が増えてきました。
となると・・・。
ここは一つ、クラブのせいにしてみようと思いつきました(笑)。
自分にとってベストな4番ウッドを探す旅の途中・・・
ネットでクラブのスペックを調べたり、中古ショップで試し打ちした結果、以下の候補をピックアップしました。
- ゼクシオ 4番ウッド
- キャロウェイ スチールヘッド 4+
- テーラーメイド RBZ BLACK フェアウェイウッド(3HL)
- 「EIFシャフト」にリシャフトする
ここまで絞り込んだんですが、どれも一長一短で決め手に欠いています。
現段階では、RBZ BLACKか、EIFシャフトにリシャフトですかね。
う~ん、悩ましい。でも、この悩んで色々探している時が一番楽しいときでもあるので、決まらなければ決まらないでもいいかも、なんて思う自分もいます。
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ゴルフクラブを自分でお手入れすると愛着も沸いて長持ちします。良いショットは良い道具から。