2019年5月に観測史上最高気温を北海道佐呂間町で記録するなど、北海道にも的はずれな暑さがやってくることが増えてきました。北海道の暑さは本州ほどではないにしろ、真冬に氷点下を経験する地域に住んでいる人間にとってはここ最近は厳しい夏が続いています。
そんな暑さの中でもゴルフに行きたいと思うゴルフ好きな方のために、夏のゴルフを少しでも快適にプレーするためにちゃばがこれまで試した熱中症対策グッズをご紹介します。
【熱中症対策グッズ その1】サングラス
熱中症対策として真っ先に思いつくアイテムが、「サングラス」です。
日焼けの原因は紫外線ですが、肌だけではなく目から入る紫外線でも影響を受けます。将来の眼病予防になるかもと思って、夏のゴルフでは曇っていてもサングラスをかけるようにしています。
ゴルフ専用サングラスとして2012年からずっと使っているのが、JINSのゴルフ用サングラス「JINS GOLF」です。
「 JINS GOLF 」で採用している「偏光レンズ」は通常のサングラスに比べて、地面の芝の色、空、ボールとの違いが見分けやすいのでティーショットでのボールの行方も追いかけやすく、ラフに埋まったボールも比較的見つけやすくなりました。
私が買ったときはレンズとフレームがセットの状態で売られていましたが、今では(2019年時点)レンズのみの対応となっているようです。
私はサングラスに度付きレンズは不要ですが、必要な人にはレンズのみの対応のほうがいいかもしれませんね。
サングラスは100円ショップで買ったメガネ用のハードケースに入れて、キャディバッグに入れっぱなしにしています。必要になったときにはすぐにキャディバッグから取り出せて便利です。
スポーツサングラスはオークリーやSWANSが有名ですが、もっと安いサングラスもアマゾンや楽天で売られています。ゴルフでは芝目が見えやすい「偏光レンズ」を採用したサングラスがおすすめです。
【熱中症対策グッズ その2】日焼け止め
サングラスの次に思いつく熱中症対策グッズは、「日焼け止め」です。
肌が弱い私にとって、日焼け止めはシミや肌荒れなどのトラブルを未然に防ぐための必須アイテム。日焼け止めの使用期限は未開封なら3年以内、開封後は速やかに使い切るのがいいらしいですね。
以前はゴルフ専用の日焼け止めを買って使ったこともありますが、夏のラウンド数が3回前後と少ないため1年以内に使い切れずお蔵入り。
今ではドラッグストアで手に入る普通の日焼け止めを使っています。汗で日焼け止めが落ちてくるので、ラウンド中の重ね塗りでたっぷり使えるほうが私には合っているようです。
【熱中症対策グッズ その3】アンダーウェア
ユニクロの「エアリズム」など、いまではすっかり市民権を得た「アンダーウェア」。
エアリズムは汗による肌のベタつきを緩和するにはいいんですが、日焼けを防ぐためのアンダーウェアとしては「黒色の長袖アンダーウェア」がおすすめです。
黒色は紫外線を吸収しやすく、長袖でないと腕の日焼け止め対策になりません。ポロシャツよりアンダーウェアのほうがベタつきを抑えられ、熱がこもりにくいのでプレー中の不快感も軽減されます。
アンダーウェアは「アンダーアーマー」や「イオンスポーツ」のインナーなどを試してみましたが、どちらも日焼け対策の効果は感じました。
今は、ワークマンのインナーが夏のゴルフに使えないかを検討中。防寒ゴルフパンツとしてワークマンのストレッチパンツが役に立ったので、夏用のアンダーウェアもいいのがありそうです。
【熱中症対策グッズ その4】日傘
サングラスと日焼け止め、アンダーウェアで夏のゴルフ対策は万全のつもりでしたが、最近の夏の暑さでは少し不安を感じるようになってきました。
そんな事を考えていたときに見つけたネット記事が、「男性にも日傘を勧める」というもの。
日傘の活用推進について~夏の熱ストレスに気をつけて!~(環境省)
早速ゴルフ用の日傘を探してみたところ、「飛衛門」というメーカーの晴雨兼用傘を見つけました。値段も1500円前後だったため、試しに買ってみることに。
日傘の長さは65cmで、34インチのパター「オデッセイ ストローク・ラボ 2ボールブレード」と同じくらい。専用カバー付きで、UVカット率は97%以上を謳っています。
傘を広げてみると、裏面が黒色になっています。
ラウンド中にこの日傘を使ってみたところ、日傘をさしている間は肌がじりじり焼き付くような感覚はありませんでした。
裏面が黒色になっているのが効果的なのか、頭や肩周りが「気持ち」ひんやりするので、気分的にとても楽になります。
「日傘なんて・・・」と少しなめていましたが、その効果は恐るべし。すっかりハマってしまいました。
日常生活での日傘はまだ不要ですが、ゴルフラウンド中は断然おすすめ。開いたり閉じたりするのが少し面倒な日傘ですが、プレー中の熱中症対策としては最も効果が高いかもしれません。
【熱中症対策グッズ その5】氷のう(アイスバッグ)
暑さで頭がボーッとしてきたら、冷やすのがやはり効果的です。
これまでは凍らせたペットボトルを首すじやおでこに当てて冷やしながらプレーしていましたが、じっくり広範囲に冷やしたいときには、やはり不十分。
そこで見つけた便利グッズが、「氷のう」です。
ゴルフ中継を見てみると、プロがほてった顔や首などを氷のうで冷やしながら移動している姿を見て、これは便利そうだと思ったのが購入のきっかけです。
買ったのはいいんですがまだ使う機会がないので、使ってから使用感を追記したいと思います。
【熱中症対策グッズ その6】保冷バッグ
夏のゴルフには冷たいドリンクが欠かせません。ハーフでいうと後半の7~9番、16~18番ホールあたりで冷たいドリンクが最も欲しくなるのに、ぬるいドリンクで我慢することのなんと多いことか。
また、氷のうを使うようになると氷を補充したくなることも多くなりそうなので、保冷バッグを買ってみました。
買ったのは、保冷効果に定評のあるサーモスの「ソフトクーラー」です。氷のうに入れる氷や数本のドリンクを入れることを考えて、15Lタイプを選びました。
ポケットも一つついているので、氷のうを入れておくことも出来ます。
保冷効果を持続させるため、保冷剤も買ってみました。
ソフトクーラーの中は、保冷剤を入れて500mlのペットボトルを2本入れてもまだ余裕があります。使わないときは折りたたんでキャディバッグに収納することも可能です。
ソフトクーラーと保冷剤の保冷効果を確かめるために、外でBBQをやったときに使ってみました。
凍らせた保冷剤をソフトクーラーの底に敷いて、冷蔵庫で冷やした1.5Lペットボトルや氷、ラップしたお肉などを入れて炎天下のなか3時間ほど放置していましたが、冷たさは最後までキープできました。
ソフトクーラーの性能は確認できたので、あとはゴルフのラウンドで使えるかどうか試してみたいところです。
保冷剤を入れた保冷バッグにコンビニで買ったドリンクと氷を入れて、キャディバッグに引っ掛けておければ完璧です。同伴者の飲み物を入れても余裕がありそうなので、喜ばれそうです。
しっかり準備して、快適に夏ゴルフを楽しみます
北海道で夏のゴルフ対策が必要なのは、例年7月から8月中旬まで。しっかり準備してこの1ヶ月半を何とかしのげば、待っているのは秋の快適ゴルフです。
秋になると今度は「肌寒さ」との戦いが始まるんですが、それはまた別の機会に。