社会人になると、人との付き合い方が学生時代と違う点が3つあります。
- 共通の趣味、話題が少ない
- 幅広い年齢層
- 距離の縮め方が難しい
ゴルフが仕事と結びつきやすい理由も、ここにあります。
年代の違う大人の付き合いでは、互いの距離を縮めるのが大変
大人になると交流関係が広がりますが、学生時代と違うのは年齢層の広さです。
自分の親や祖父母と年が近い人と仕事をすることは、頭でわかっていてもすぐに順応しにくいものです。いわゆるジェネレーションギャップというやつです。
距離を縮めようと会話をしようにも、どちらからも話しかけにくいことってありませんか?
年上の人も年下の人も、年齢層が違う世代に話しかけるのはそれなりに勇気が入ります。
大人になって誰しもが困ること、それが「年代が違う大人同士の距離の縮め方」なんです。
大人のコミュニケーションツールの筆頭は「お酒」
年代の違う大人同士が会話を通じて距離を縮めるのは、想像以上にハードルが高いものです。
そこで古今東西、老若男女がこの心理的ハードルを下げる道具として重宝されてきたのが、「お酒」です。
酒に含まれるアルコールによって気分が高揚し気持ちよくなってきます。加えて、細かいことを考えるのがだんだん面倒くさくなってきます。
大人がすぐに「飲みに行きますか?」と誘うのは、酒は相手の本性をさらけ出させやすく、自分が誘うことで「私も自分の本性をあなたに披露しますから、仲良くなりましょうよ」と相手に伝えることで距離を縮めることになるからです。
ゴルフは老若男女共通で楽しめる、数少ないコミュニケーションツールの一つ
お酒が人との距離を縮めるのに役立つのは事実ですが、仕事中に飲むことが出来ません。
仕事中にお酒を飲む以外に共通の話題があると、仕事も気持ちよく進めることが多くなります。
幅広い年齢層が楽しめ、会話のネタにもなりやすい共通の話題が欲しくなります。
そんな話題作りに利用されてきたのが、ゴルフです。
古今東西、老若男女に共通で楽しめる趣味というのはなかなかありません。安倍総理とアメリカのトランプ大統領がまずゴルフで交流を図ったのも、よく知らない相手と打ち解けるツールとしてゴルフが利用されてきた歴史があります。
ゴルフはその人の本性をさらけ出し、自分の成長を促してくれる
私はゴルフをその人の本性を知ることが出来るツールの一つと考えています。
知らない人とゴルフをするとき、個人的に注目しているのは「失敗した時の次の行動」です。
ミスショットをした時に汚い言葉を吐いたりクラブを叩きつける人もいれば、淡々と次のショットに進む人や、自分のミスを笑いに変える人もいます。
その行動を見て、自分の行動を振り返ることも出来ます。「人の振り見て、我が振り直せ」ですね。
こういった人間的な成長を知ることが出来るのもゴルフの魅力であり、ビジネスと結びつきやすい理由の一つではないでしょうか。
大人のゴルフを始めてみませんか?
ゴルフはお金や時間などのハードルも高く、始めにくい趣味の一つだと思います。しかし、幅広い年齢層の人達が盛り上がることが出来ることも事実です。親子、祖父母3世代で楽しめるスポーツは、ゴルフ以外にありません。
このブログを始めた目的の一つが、ゴルフに興味を持ってもらう人を増やしたい、というものです。特に20代、30代の若いゴルファーが増えて欲しいですね。
自分もアラフォーになって、20代、30代の方と仕事を離れたコミュニケーションを図る機会が中々ありません。コミュニケーションの問題は、私個人の問題もあるのでしょうが・・・。
このサイトでゴルフに興味を持った方が少しでも増え、ゴルフ未経験の方達にゴルフの魅力が伝わると嬉しいですね。