ドリル・レッスン

【飛距離アップ】右手の握り方と右肘伸ばしで20ヤードアップ

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dav
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ここ1ヶ月、好調なラウンドが続いています。

最近のラウンドは雨のためハーフで終了しましたが、「43(15パット)」と前々回と同じハーフベストを達成。パーも4個ゲットしました。

4ラウンド連続で90台ペース、80台も視野に入るペースで回れるようになってきたことから、前回はこの好要因を考察してみました。

ダフリが激減したことがスコアに最も影響を及ぼしていますが、それ以外にも「ドライバーの飛距離が伸びている」ことも好要因の一つです。

これまでドライバーは200ヤードを飛ばすのがやっとだったところ、雨や強風といった悪条件の中でも、220ヤード位飛んでいるんです。さらにこれまで出なかったドローが出るようになってきて、ランが大きく伸びていることも関係していると考えています。

ドライバーの飛距離が伸び始めたのは、ここ2ラウンドほど。ダフリが激減した「骨盤の前傾」だけでは説明が付きません。

そこで思い当たる点をいろいろと考えてみたところ、最近取り組んでいる「右手、右腕の動き」にそのヒントが隠されている気がしています。

それは、「右手のグリップ方法を変えた」ことと、「右腕の動かし方」です。

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【改善点 その1】右手の親指と人差指で輪っかを作り、クラブと左手親指を包み込む

飛距離がアップした要因と一つとして、「右手のグリップを変えてみた」ことが挙げられます。

きっかけは、みんなのゴルフダイジェストでの以下の記事からです。

池田勇太も替えて即勝利。世界で勝ってる国産ドライバー「Z785」がアツい - みんなのゴルフダイジェスト
テーラーメイドの「M5」、ピンの「G410」、キャロウェイの「エピックフラッシュ 」と、海外メーカーのドライバーが世界のツアーで、そして日本のゴルフショップでも人気を集めている。外ブラドライバーが強い今、実は気を吐いている国産ドライバーがあ...

この記事を見て気になったのは、池田勇太選手の右手のグリップです。 右手の親指と人差指で、クラブと左手親指を包み込むような握り方をしています。

池田勇太選手の右手のグリップ(「みんなのゴルフダイジェスト」より参照」

これまでの私の右手のグリップは、こんな感じです。

右手親指と人差指をが離れている

手が小さいためスイング中にクラブが手の中でグラグラすることを防ぐため、右手人差し指の基節でグリップを横から押すことを試していました。

ただ、右手親指はグリップの上に置くイメージだったため、親指と人差指は離れています。

池田勇太選手のグリップの写真を見て、右手親指と人差指をくっつけて握ってみました。

右手親指と人差指をくっつけて握ってみる

右手親指と人差指をくっつけるだけだと右手のなかでクラブが動くため、池田選手のグリップのように左手親指の先端が少し見えるように右手のグリップをしています。

池田勇太選手の右手のグリップ(「みんなのゴルフダイジェスト」より参照」

このグリップに変えてみたところ、インターロッキンググリップでの右手と左手の密着具合が高まり、スイング中に右手小指と左手人差し指が離れて右手小指の付け根を痛めることも少なくなりました。クラブを振り切ってもクラブが手の中でグラつくこともなくなり、手が小さい私にはしっくり来るグリップになりました。

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【改善点 その2】トップから右肘を伸ばす

飛距離がアップしたもう一つの改善点は、「右腕の動かし方」にあります。

右肘を伸ばす動きを感じるために、こんなドリルをやってみます。まずトップの位置での右腕の状態がこちら。

トップでの右腕の状態

適度に右肘が折れ曲がり、右手も手の甲側に折れ曲がっています。

ここから切り返しの動作に入るわけですが、ここで右腕をどのように動かすかというと、「右手首の角度を維持したまま、右腰のあたりに右手が来るように右肘を真下に」伸ばします。

トップから右肘を伸ばす

写真ではわかりにくいですが、トップから下半身を動かさずに右肘を伸ばすと、右手が右腰の横あたりに来ます。

このとき、トップで出来た右手の甲側に折れ曲がった角度は維持したままで右肘を伸ばすことがポイントです。右手の角度が伸びて手のひら側に折れてしまうと、タメがほどけてダフリの原因となってしまいます。

右肘を伸ばしきったら、その状態から下半身だけを使ってクラブを振り切ります。右手や右腕に意識を向けず、左尻を後ろに動かすことだけに集中してクラブを振り切ります。

左尻を後ろに動かして振り切る

この動きをトップから、ポイントごとに一度動きを止めながら行います。トップの位置で止めた状態からスタートし、右肘を伸ばして右腰あたりで止めて右手の角度がついたままなのを確認し、最後に左尻を後ろに動かして振り切ります。

このドリルを始めてから、切り返しでの右腕の動かし方の意識が変わりました。最初は違和感がありましたが、しばらく続けていくと切り返し直後の右手を使って振り下ろしてしまう「キャスティング」の動きが弱まりました。キャスティングの動きが弱くなったことでタメが出来て、飛距離が伸びてきたと考えています。

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小澤康祐さんの「ゴルフスイング物理学 Web講座」は、今年一番のお買い得商品

右肘を伸ばすドリルは、 小澤康祐さんのゴルフスイング物理学 Web講座で紹介されていたものです。どういった動作改善のための動画だったかを思い出せないので、見つかったらタイトルだけでもご紹介します。

ゴルフスイング物理学 Web講座で紹介されている動画は解説が経験則やイメージといった抽象的なものではなく論理的なので、仕組みを理解しながら動きを改善していくことができます。入会金は高かったですが、今では十分元が取れました。

Youtubeではゴルフスイング物理学 Web講座の概要を無料で見ることが可能です。あるテーマについての動画が無料で公開されていて、有料版のWeb講座を受講したら続きを見られるというスタイルです。

ゴルフスイング物理学 Web講座で公開されている有料動画は100本以上あり( 2019年6月時点)、毎日の通勤電車の中ですべてを見終えるのに2ヶ月かかりました。定期的に新しい動画も追加され、追加料金も発生せずに見ることが可能なので、お得感が高いです。

私は1度見ただけではすぐ忘れてしまうので、さらなる理解のため動画閲覧2周目に突入しています。

動画では細かい用語解説などはないので、ある程度ゴルフについての知識や悩みがある人の方が理解は深まると思います。

飛距離アップ以外にも様々なテーマが取り上げられていますので、その時の自分の悩みにあったテーマを取り上げた動画を見つけることができます。自分の悩みを解決する動画ない場合は、メールでリクエストを送ることも可能です。リクエスト数が多く、効果的なドリルなどがある場合は動画で公開してくれるようです。私は「明治の大砲」を治すためのドリルがないかをリクエストしました。

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飛距離アップは永遠のテーマ

飛距離アップした要因は「右手のグリップ」と「右肘を伸ばすこと」だと思っていますが、今年は特にいろんなことに取り組みすぎていて、どれが効果的だったのかよくわかっていないのが現状です(笑)。

飛距離アップは諦めていましたが、実際にアップすると「もっと遠くへ」と欲が出てくるもんですね。昔からのあこがれである「ドライバーで240ヤード」も夢ではなくなってきました。

あとは昔からの悩みの一つでもある「明治の大砲」が治れば、フィニッシュで左足1本ですっと立っていられる理想のスイングに近づけるんですが、自分なりの解決方法はまだ見つかっていません。なんとか見つけ出して、夢の80台でのラウンドを実現させたいですね。

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