ゴルフの上達に日々取り組んでいますが、ある程度落ち着いてくると買い物欲がうずいてきます。ゴルフのスコア向上はすぐには達成できないため、この鬱憤を買い物で晴らしたくなるわけです。
ゴルフクラブに関する最新情報はネットニュースやブログを日々チェックしていますが、新製品は当然高いため手が出ません。
クラブを買うお金はない、でも何かを買って気分転換したい。
そんな時にゴルフには、小物(アクセサリー)という逃げ道があります(笑)。
今回はそんなアクセサリーの中から、ヘッドカバーを取り上げます。
純正ヘッドカバーは使わない。それがこだわり。
私は新品や中古に関わらずクラブを買ったら、純正ヘッドカバーはすぐに外して別売りのヘッドカバーに付け替えます。理由は、中古ショップで売るときに高値が付くためと、キャディバッグの中に統一性が出るから。
キャディバッグをカートに積み込んでクラブをチェックするとき、収納場所を決めておくとラウンド中に役に立つと以前書きましたが、ヘッドカバーで自分なりの法則で統一性を持たせておくと遠目からの視認性を高め、クラブの抜き差しで迷いにくくなります。ゴルフセットがかっこよく見えるのも、ゴルフクラブからキャディバッグまで同一ブランドで統一しているためです。
ウッド類のヘッドカバーへのこだわり
ヘッドカバーは大きく分けて、ウッド用、アイアン用、パター用があります。
ウッド類のヘッドカバーはヘッドの保護が目的。ドライバー、フェアウェイウッド、ウッドタイプのユーティリティで同じブランドで統一するとかっこいいです。クラブメーカーのブランドで統一するのもありですが、クラブを買い換えたときにヘッドカバーも買い換えたくなってしまうため注意が必要です。気にならないと思うかもしれませんが、案外気になるんです、これが。
私の場合、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティで同一ブランドの色違いで統一しています。大まかなクラブの種類は色で分け、番手別に分かれるものはダイヤル式のタグで区別が付くようにしています。
アイアンのヘッドカバーへのこだわり
アイアンは全体をまとめて包み込むアイアンカバーがおすすめ。
アイアンカバーをつける理由は、車で移動中にキャディバッグの中でアイアンのヘッドでウッド類などの長いクラブのシャフトを傷つけることを防止するためです。
材質は柔らかいボアタイプがおすすめ。アイアンは5~6本をまとめてカバーをかぶせるため材質が硬いとかぶせにくく、キャディバッグの中での収まりが悪くなります。
アイアンごとにかぶせる個別タイプのアイアンカバーは着脱が面倒だし、キャディも嫌がります。
ウッドと違い、アイアンのヘッドはダウンブローで地面を削るのですから、ある程度傷ついて当たり前。ヘッドカバーの世界はあくまでも自己満足で済ませるもの。他人に迷惑をかけてはいけません。
パターのヘッドカバーへのこだわり
カートでのプレーでは、プレーヤーのパターを1カ所にまとめることが多いです。パターは他人が抜き差しすることが多いクラブでもあるため、収納時の扱いが雑でヘッドに傷が付きやすいクラブでもあります。そのため、パターは必ずカバーをつけるようにしましょう。
パターカバーにこだわる点は、主に3点。
片手での着脱が簡単なマグネットタイプ。
パターカバーはヘッドから抜け落ちないように磁石(マグネット)か、面ファスナーで止めるようになっています。おすすめはマグネットタイプ。片手で外しやすいためグローブをはめたままでも雨の日でも取り外しやすく、プレーに集中しやすいです。新品でパターを買うと面ファスナータイプが多いので、マグネットタイプに乗り換えをおすすめします。
マグネットタイプは商品ごとに磁石の強さが違います。弱すぎるとカート移動の衝撃で簡単に外れてしまうので、現物でチェックするか、口コミを参考にしましょう。
材質はエナメル加工されているものが水を弾きやすくておすすめ。
材質は、エナメル加工されているものがおすすめです。
パターカバーはこの後で説明する「パターカバーホルダー」をつけていない場合、外した後にグリーン上に置きっぱなしにすることが多く、雨の日や朝露でグリーンが濡れているとパターカバーに水が染みこんでしまいます。合成皮革は時間経過と共に加水分解が進み、ぼろぼろになりやすい性質があります。水が染みこんだままだとさらに傷みが早くなりますから、水を弾きやすいエナメル加工されているものが寿命も延びて手入れも楽になるのでおすすめです。
パターカバーホルダーもつけると、さらに完璧
お気に入りのパターカバーを見つけたら、パターカバーホルダーを別途取り付けることをおすすめします。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/feature/column/puuter-catcher/
私が使っているのは、リンクスの「ポケット君」。
※上記リンクをクリックすると、PDFファイルが開きます。
「ポケット君」をパターカバーに取り付けると後ろポケットに差し込んでパターカバーをぶら下げることができるため、パッティング中の置き忘れの心配がなくなります。雨の日はズボンとカッパの間に挟めてぶら下げることも出来ます。素材はラバーで出来ているため、同伴者のクラブを傷付ける心配もありません。ラウンド後もヘッドカバーに付けたままキャディバッグに入れておけばOK。
ゴルフグリップを追加で取り付けることができるようになっていますが、個人的にはグリップをつけない方がおすすめ。製品自体が細く、ラバーの滑りが良いためポケットからの抜き差しがしやすくなります。
(追記)パターカバーホルダーを自作する
ポケット君を気に入って使っていたんですが、カバーのクリップ部分が弱くて外れてしまい、なくしてしまいました。
そこで、自分でパターカバーホルダーを作ってみました。材料は全て100均ショップで揃えられるので、なくしたり壊れても懐が痛みません。クリップ部分は変更が効くので、自分好みのものに変更することも可能です。
悪いスコアでたまった鬱憤は、少ない投資で解決しよう
ゴルフクラブは性能や価格を考慮するため、頻繁に買い換えるものでもありません。その点、アクセサリーは1点当たりが少額で性能差もそれほどないため、完全に趣味で選んで良いと思います。自分で選んだアクセサリーが増えていくと道具全体に愛着も沸き、次回ラウンドが楽しみになってきます。
ゴルフでたまった鬱憤は、ゴルフで晴らす。スコアで無理なら、少ない投資で解決しちゃいましょう。スコアアップがすぐに望みにくいからといって、くれぐれも買いすぎにはご注意を。