いつも更新を楽しみにしているT島ブログで、興味深い記事が掲載されていました。
左前腕の回旋も、左尻の動きとのタイミングが合わないと意味がない?
T島さんは主にフレループを使って左前腕の回旋に取り組んでこられ、練習期間は1年ほどになります。今回、サイエンス・フィットで左前腕の回旋が出来ているかどうかをチェックしたところ、思ったような結果が得られなかったようです。
トップからハーフダウンまでに回旋もおしりの動きも全て終わらせておけばいいそうです。そうT島も回旋しているのですが、タイミングが遅いのです。ダウンからハーフダウンまでが勝負だそうです。
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
サイエンス・フィット担当の宮川まもるプロによると、
「左前腕の回旋は出来ていると思うが、お尻の動きが悪いことでタイミングがずれているのが問題」
のようです。
骨盤が開いたインパクト、つまり「左尻を後ろへ突き出す動き」が重要
サイエンス・フィット教本では真っ先に身につけるべき技術として取り上げられている「骨盤が開いたインパクト」。左前腕の回旋も習得するべき技術として紹介されていますが、骨盤が開いたインパクトができないと意味がないとも書かれています。
まずはプロギアサイエンスフィット教本のレベル1の骨盤を開くドリルが基本(56,57ページ)
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
詳しくは教本をご覧頂くのが良いのですが、自分の背後にある障害物へ左尻を思いっきりぶつけていくドリルです。まずこの動きが先に出来るようにならないと、この後の左前腕の回旋の動きを習得しても良い結果に結びつきません。
左尻の動きと左前腕の回旋を分けて取り組んだ方がいいかも
私も左尻を後方へ突き出す動きがまだ慣れず、ゴルフの竪琴を使った動きの練習をしているときもインパクトの形は腕の動きだけで帳尻を合わせてしまいます。
左前腕の動きと左尻の動きを一緒にやろうとせず、一度分けて取り組んでみた方が良さそうです。
ゴルフの竪琴を使って、左手首の山の形をキープしたまま左尻だけを動かす
T島さんのブログでは、宮川まもるプロがゴルフの竪琴を使ったドリルの動画が掲載されています。
ハーフウェイダウンの段階で、左前腕の回旋を終わらせておきます。動画を見ると左肘の内側が上を向いて左手首は竪琴についたままなので、左手首の山の形は出来るだけ目一杯内側に曲げているように見えます。
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
私が驚いたのは、左手首の曲がり方。手の甲が下を向くくらい、左手首を山の形に曲げています。
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
以前私がゴルフの竪琴の練習内容を記事にしたときの左手首の形は、ここまで曲げていません。左肘を上に向ける意識もなかったため、左手首の曲がりが弱くなっています。ここにインパクトでの山の形をキープするカギがありそうです。
インパクト直前を見てみると、右手親指と人差し指を締めて出来るV字も維持し、左手首の山の形をキープしたまま左尻を後ろに突き出していきます。
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
現在取り組んでいる最中なのが、フィニッシュでの左手首の形。インパクトからフィニッシュへ向かうときに左手首がフリップしてしまい、山の形が中々キープできません。動画を見ると、ハーフスウィングのフィニッシュまで左手首の山の形がキープされています。
フォロースルーでの私の左手首はこんな形ですが、
理想はこの形。
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
T島さんブログによると、
プロギアさんの教本の150、151ページと156、157ページをしっかりやってくださいとのことでした
引用:スイングの定期検診はいかが?プロギア銀座EXに行って来ました
ということで、早速該当ページをチェック。
150~151ページにはゴルフの竪琴を使った左前腕の動きを習得するためのドリル、156~157ページには「骨盤が開いたインパクト」「左前腕の回旋」「左手首の山の形」の3つを組み合わせた一連の流れが掲載されています。
一度読んだページではありますが、特にレベル4のページは様々な練習器具を使ったドリルが掲載されていて、レベル1~3までに習得した技術をどのように連携していくかが書かれているため、非常に参考になります。レベル4は80切りを目指す段階の方が読むところらしいのですが、100切りに悩む私が読んでもいいんです。いつかは必ず通る道のはずですから。
プロギアのサイエンスフィット教本は、本当におすすめです。後半にはアプローチとパターの打ち方も掲載されていて、現在室内練習で取り入れています。パターはスムーズにヘッドを出すことが出来るようになり、アプローチはランニングアプローチとピッチショットの打ち方の違いがわかりました。
練習内容に悩んでいる方や、自分の現状を知りたい方はサイエンスフィットを受講されるのが一番でしょう。サイエンスフィットは機会があれば是非受講したいですね。東京にお住まいの方がうらやましい。
私のように受講できない方は、サイエンスフィット教本を是非一読されることをおすすめします。教本と一緒にGDOで掲載されている連載もご覧になると理解が深まります。
動画で紹介されているページもありますので、動きの参考になります。