原田ゴルフスクールでレッスンを受けた時に、アーリーリリースを防ぐ右手V字を維持するためにグリップも直した方がいいと指摘を受けました。
ネットで調べてみると、ゴルフのグリップを変えることは違和感が大きいため、修正するなら早い段階からしておいた方がよいとのことでした。色々調べてみましたがこれといった方法は見つからなかったため、初心者向けのグリップ矯正道具に頼ることにしました。
グリップ矯正道具を買って、グリップの矯正に取り組む
私が購入したのは、ライト製「プロモデルグリップ」という商品です。
行きつけのゴルフドゥでたまたま売っていて、握った感触などを確認してから購入しました。
グリップの所々がえぐれていて、凸凹部分に指を添えて握ることで正しいグリップが身につく練習道具です。サイズはMとLの2種類あり、グローブのサイズから選びます。私はグローブのサイズが21のため、Mサイズを選びました。重量はMサイズで91gと軽いため、思いついたときにすぐ握ることが出来ます。
商品説明では「普段のグリップと同じ感覚のソフトなフィーリング」と書かれています。個人的な感想として、プラスチックほど硬くはありませんが、少しべたつくゴム製品といった感じです。手汗が多い私にとっては、使っていくうちにべたつきがひどくなっていく印象ですが、使用には問題はありません。
プロモデルグリップの使ったチェックポイント
この商品を選んだのは、パッケージ裏側に詳しい使い方と、良い見本・悪い見本が掲載されていたためです。この使い方を元に自分なりのアレンジを加えてみました。
左手、右手の握り方
まず、左手から。
グリップの凸凹に左小指・薬指・中指から合わせて握っていきます。最後に左親指方向にリストコックが出来るができるかどうかをチェックします。
次に右手。
右中指・薬指2本をグリップの凸凹に合わせて握り、最後に親指と人差し指を凸凹に合わせます。
説明書きでは、親指と人差し指で出来たV字は右肩方向を指すようにと書かれていますが、これだとフックグリップが強くなり、前回のレッスンで注意を受けました。そのため、写真のように少しかぶせ気味に握るようにして、右人差し指でひっかける感覚を意識しています。
先端の羽根でフェース向きをチェック
このグリップの先端部分には羽根の部分があり、クラブフェースの向きを簡易的に知ることができます。
意識するのは、トップとインパクトでの向きです。
私はトップで左手首が甲側に折れてシャフトクロスになる傾向があります。
これを左手首が真っ直ぐになるようにしたいので、トップでの羽根の向きをチェックしています。
切り返しから左小指にグリップをねじるように力を入れていきます。すると自動的に左前腕の旋回も始まって、インパクトでの羽根の向きがスクエアか少しクローズ気味になります。私の場合、クローズ気味になっているときは左尻を背中側に動かす動きが弱いのが原因のため、グリップ以外の動きも一緒にチェックできて便利です。
普段のプログリップの使い方
まず、プログリップをひたすら握ります。グリップの凸凹に合わせて、羽根の部分がスクエアになる位置での正しいグリップの握りを体に覚え込ませます。最初はかなり違和感がありますが、矯正する練習道具は違和感がないと意味がありません。握ったり離したりを繰り返して、ひたすら頭に慣れさせます。
2~3回握って慣れてきたら、プロモデルグリップで普通にスイングをします。その時、アドレス、トップ、インパクトで一旦止めて羽根の向きをチェックします。
最後に普通のクラブに変えて、グリップが矯正されているかをチェックします。新しいグリップで軽く素振りをして、力の入れ具合もチェックしてみます。
グリップ矯正のためにとにかく握る、握る、握る
プログリップは90g程度と軽いため、自分が手に取りやすいところに置いておいて暇なときに握るようにしています。ベッドから起きたときや、ブログ記事を書いていて飽きたとき(笑)などに握っています。
とにかく握って、握って、握り倒すを1週間ほど続けていくと、だんだん違和感が弱まってきました。普段のクラブの握り方も変わってきて、インパクトで力をうまく伝えられるようになってきたと感じています。
レッスンを受けてから矯正することが増えてますが、一つずつ課題をクリアして安定した100切りを目指していきたいです。